桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
インプラント治療は今や歯を失った治療の選択肢に確実に定着した感じがある。他の治療に比べたら治療体系が確立してからまだまだ日の浅い治療ではあるが、、、
一時のインプラントバブル期には様々な問題が明るみになった。術者サイドの倫理的な問題、管理、メーカーサイド、技術的な問題など。その一つ一つを学会を含め、治療の歴史と共に解消してきたと感じています。
国内外を含め多数のインプラントメーカーがあり、そのそれぞれにユーザーがいる。何を基準にそのメーカー、製品を使用しているかは?ドクター次第になるわけだが、患者さんに医療サービスを提供する側として困る時がある。自分の医院で使用していないインプラント患者さんがいらした時である。自院で使用するインプラントと同じであれば、使用するネジなどはもちろんぴったしである。他社のものでも互換性があればなんとかネジを使用できる場合もある。
インプラントを埋め込むドリルやネジなどは各社が独自に開発して作られた物である為、各製品により様々、しかも何社のセットを備えている医院さんは稀である。正直、そのセットは高額である。
ちなみに当院はメインのストローマンインプラント を筆頭にジルコニアインプラントのz-system、ノーベルとなっている。
今回はアストラの補綴の治療である。デンツプライシロナさんの担当者に連絡、正規のドライバーがやはり使いやすいので、お借りする。
しっかりしたメーカーさんだと無償で貸与してくれる。これが、社会的責任を果たすという事かな?医療という物はそうでなくてはならないと強く感じました。メーカー名は記さないが、そのメーカーのインプラントトラブルに対応する為に連絡したが、機材全てレンタルで費用が発生すると言われた。
わからない事はないが、商品を売るだけ売り込み、後はしらん!的な対応にがっかりした事もある。
やはり、インプラントメーカーは責任を持ち自社製品のフォローアップしてくれるメーカーを選ばなくてはならない‼️
安価なインプラントを提供する医院さんは要注意だと考えた方がいい。
体内に長く残るものです、インプラントは!製品を含めてより良い製品、術者を選択して下さい。