毎日の診療の中で、企業検診もやっています❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

毎日の診療の傍ら、開業以来、企業に勤務している方々の検診を行なっている。かれこれ20年近くになるのかな?初めは医科歯科時代の研修医の仲間から依頼された仕事であった。その流れで現在まで続いている。

以前は会社の一室に従業員を集めて、まとめて行なっていたのだろうが、今や個別でリストにある近隣の歯科医院での検診に変わりつつあるのだろう?コロナにより拍車が?

地域性なのか?僕の医院に来られる方々は、名だたる有名企業ばかり、、、総じて口腔内は非常に整っている方が多い。素晴らしいことです。

一通りの検診だけでなく、口腔内に関する質問も受けるようにしている。何故なら、質問のレベルが高く、僕の勉強にもなるからです。

通常の診療では同じような症例が続くと何回も同じ説明をすることなんてザラにある。検診ですと実際の治療行為がない為、より今後の治療を受けるにあたっての具体的なアドバイスが可能である。

おかかりの歯科医院をお持ちである方には、その医院のレベルや院長の考えを汲み取りながら、アドバイスする。面倒臭い患者さんだと思われない言い方?

僕らも人間だから言い方一つで感じるものがあるでしょ?

これ大切。。。。。

検診だけとはいえ、その方が少しでもプラスになったら良い。

真面目にそう考えている。

 

スタッフの引越し祝い❗️スープの冷めない距離❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

忙しくしております。実家を建て替えるので仮住まいの部屋まで荷物を運んだり、苦手な仕事が続いています。両親が高齢の為、なかなか進まないようです。

先日、お手伝いしている他院のスタッフの引越し祝いをしました。何故?僕の友達とその子がつき合っているから、、、、仲良くね。。。

お呼ばれしている他のスタッフが、ご家庭で作ってきた手作り料理を差し入れ❗️仕事上だけの君しか知らないので、お母さん業もしっかりこなしているんだな?とプライベートな一面を知った。その方の家庭料理の味も知る。。。

うまし、、、

引っ越したお家は一軒家。実家から徒歩ですぐ、それこそ、スープが冷めない距離である。

その実家から

お父さんが釣り上げたお魚が運ばれる❗️もちろん僕の患者さん。。

美味し、、、安定の美味しさ。

お父さんが僕のために一升瓶持参。やばし、、、、

患者さんでもある妹も参戦。やばし、、、、

患者さんでもある隣の席のお婆ちゃんと楽しく話す。今度、スナックに行き歌合戦する事を約束する。僕はサブちゃんでいく。

演歌で勝負じゃ、、

帰り、最終なのに鷺沼まで、、、、日本酒のせいだ、、

たまには良いか、楽しかったし、普段見れないスタッフのプライベート見れたし、、、、

 

 

僕が大事であると考えている事❗️相手の立場になって、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

2月になりました、まだ寒い日が続いております。早いですが僕は完全に花粉症が始まりました。最悪です。こんなコロナ時代なのに鼻が詰まり鼻声です。

僕は1年を通じて花粉症です。血液検査をしたら、アレルギーを引き起こす全ての植物、ハウスダスト、ペットなど、オール陽性なんです、、、涙、、、

取り寄せました。段々効きが悪くなってきましたが、僕はアレグラ。

患者さんにも花粉症でと、説明を、、コロナではないのよ。更に僕の鼻の中にはポリープがある為、ダブルで、、、ステロイドの副作用なんです。

最近読んだコラムにこんな表記があり、僕が常に思っている事と同じでしたので記載します。

医師の多くは恵まれた側の一員です。でも患者さんがそうであるとは限らない。彼らの生活や悩み、抱える問題をイメージできなければ、彼らに伝わる言葉を持てないし、安心して治療を受けてもらうことも難しいかもしれない。コミニケーションの下支えをする人間力は経験で作られるものです。

人間力。良い言葉です。好きな言葉です。

要は相手の気持ちになって考える❗️僕が考える医療の基本です。

基本、僕らは根拠に基づいて診断を下します。そこには患者さんの想い、希望、などは入りません。ただそれだけのチャート式での確定診断、治療方針決定は、ロボットでもできますよね?患者さんは人それぞれ、いろいろな方がおります。診断は1つでもその後の治療は、百人いたら百通りある。

経験の少ない先生は比較的、経験則が少ないせいか、バリエーションが少な。

患者さんの言いなりになる先生もよく見かける。何でも屋じゃないんだよ❗️医療機関ですし、、、、医科の病院でも最近はこの手の話が多くある。

自己主張が強い方が増えたのか?欧米化?何でも訴訟みたいな、、、

モンスターペイシェントといい、医療従事者、医療機関に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す患者。怪物患者などともいう。

自分が逆の立場なら、こんな治療を受けたい❗️わかりやすい治療説明、個々の患者さんに対しての個々の接し方を今後も心がけたい。

 

 

 

僕ら歯科医は歯の全貌を見たら、すぐ上下、左右、前から何番目の歯か❓わかるんです❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕らは学生時代に患者さんから抜いた歯を薬液保管していて、消毒してから、その抜去歯を模型に埋め込み、実際に削ったりする授業があります。

歯医者なら、必ずやった事があると思う。どこの大学でも、、、

先日、今僕に付いている女医に学生時代と同じその模型を作り、形成や根管治療などを指導している。何だかとても懐かしい気分になる。解剖実習と同じで保存している薬品の影響で削り出すと、物凄い異臭がするのである。たまらん、、、

もちろんプラスチックの歯の既製品もあるのだが、より本物の歯を削った方がいいに決まってる。

模型の台座は予め僕が自分の医院で作ってあげていたので、そこに歯を差し込むだけでいい。その時に抜いた歯を見て前から何番目か右左、上下を判断して差し込む。

これ、良く考えると、ひと目見て分かるって、凄い事だなと、、、、

これは石膏の棒から歯の形を彫刻した物、学生時代作。思い出に今でもとってある。

僕らはさまざまな歯を他方向から見て、どこにある歯だか解るように教育されている。こんな彫刻家みたいな授業があるし、極めて専門的、悪く言えば、潰しの効かない職業である。

18歳で一生涯の職業が決まるって、今考えると凄い事だなと、、、、、歯科大出てサラリーマンって聞かないし、、、。いるらしいが、、、、

画像を見てもすぐ、差し歯であるかも分かるし、芸能人などの治療後もすぐわかる。

口腔内のプロとも言えるが、在学期間の6年間って必要だったのかな?

 

歯科医師国家試験❗️昔の事なので、だいぶ記憶が、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

大学6年生になり、何回かの卒試をクリアーすると、国家試験を受けられた記憶がある。卒試で本番の国試合格が危うい人は留年だった気がする。

僕らの学部は6年制の学部であり、他の学部と違い、普通に留年する。幸いな事に僕は6年で卒業したが、同期の6年生は入学時の半分ぐらいだったと思う。後は上から顔も知らない先輩がダブって同学年に。

本当に特殊な専門学部であることが言える。

国試は2日間に渡り朝から夕方までずっと試験だった。今から思えば今の僕なら耐えられない。基礎教科、臨床教科を含めて膨大な範囲の中から出題される。出題者は全国の歯科大学の教授達である。

この国試対策に全国の歯科大学は全力を挙げている。何故なら、この国試合格率が次年度の大学入試志願者数に直結するから、、、僕らはどこの大学を出ても国試に受からないと実際の患者さんに診療行為ができない。故に国試合格率が高い大学が大学入試で人気となる。

もうすぐ今年卒業の学生さんが国試を受ける。今年の合格率はどのぐらいかな?僕は毎年、母校の合格率を確認している。今は歯科医の数を抑制するために、国が国試を難しくして合格率をコントロールしている。歯科大に入ったは良いが、6年での卒業も国試も難化していると言う。医科もそうだが、歯科は卒業が大変だし、ライセンスの取りづらい時代になっている。

この先、どんな歯科医が誕生するのかな?

医療人としての矜持❗️医療従事者として生きる❗️

ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日はたいそうなタイトルにしております。何故なら、僕の近しい方がコロナで亡くなったからです。

義理の父になります。

実家のある栃木県宇都宮で小児科医をしておりまして、地域医療に貢献しておりました。高齢ですが現在も現役で診療を。

お正月の休日診療でもコロナ患者さんを診察していた様です。

僕自身も開業医ですし、土日も診療がある為、会ってゆっくりお話しする機会は普通の家庭より少なかった気がしている。

正月明けより入院しておりましたが、、、連絡があり、後、二、三日がヤマだと医師から連絡がありました。高齢でしたし、すぐに重いケースになったのかもしれません。肺炎です。

その日、孫と娘は一緒に電話で直接話す事ができたようです。

結婚の報告、孫の成長には、目を細めて喜んでもらっていた記憶が強いです。あまり多弁な方ではありませんでしたが、僕には、医師としての矜持、確実に伝わっておりました。家族的には頑固な所はあったようですが、僕的にはそれがなければ大変な医療の仕事はできないと考えていました。

悲しいお知らせを聞いた時、悲しさと共に、医療人としての終いとして、よかったのかな?思いました。痛み、苦しみが長いよりかは、、、、

役者も舞台上で死ねたら本望などと言いますが、医師も皆、診療所で死ねたらと考えているのではないでしょうか?僕だけかな?

僕の親族には医療関係者がおりません。身近で医師としてのプライベートや診療にかける想いを間近で見れたのはお父さんだけでした。

直接、こうしなさい、ああしなさい、と言う方ではありませんでしたが、僕には医療とはを感じ取れた大先輩でありました。僕はお父さんよりも更に熱いタイプです。引き継ぎますね❗️

長い間、お疲れ様でした。合掌。

前歯を失う、ブリッジ❗️インプラント❗️デンチャー❗️どれを選択する❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

前歯を失う、、、前歯は機能(噛む事)以外に見た目(審美性)が多分に要求される箇所である。今がマスク生活であっても、、どんな治療を選択されたとしても治療が終了するまでは仮歯はマストであると考える。

だってこんなになってしまうもの、、、

友達である。街で見かけるかも、、、商店街の仲間。

前歯の治療の第一選択はブリッジであると考えている。ブリッジには失った歯の両脇の歯を削らなくてはならなデメリットがあるが、治療費用、期間など、を総合すると前歯には向いている。コスパも良い。

インプラントも出来なくはないが、前歯の骨幅、軟組織の追加処置、仮歯などの面から、成功率や満足度で次点になる。

もちろんブリッジでも軟組織の移植などが必要になる場合があるが、それほど難易度は高くない。

僕自身が前歯を失ったら、第一選択はブリッジだ。ただその考えは僕自身の物である、患者さんのお考えにより変わる事もある。

インプラントでもブリッジでもその前の抜歯処置が実はかなり重要なんです。この処置時にいかに顎堤を保存できるか?この辺は患者さんにはなかなかおわかり頂けない部分になる。皆さん早く抜いてくれたから上手いとか、、

僕はその後の処置を見越した抜歯なんです。

治療は抜歯から最終的な歯が入るまでが1つのストーリーなんです。全て繋がっているのです。

極論、インプラント予定の抜歯とブリッジ予定の抜歯は、同じ歯を抜く処置ですが、全くポイントが違う抜歯なんです。

皆さんもよ良く先生と相談してから大切な歯の治療方針を決定してください❗️

花粉症がはじまった。鼻茸かな?

 

神経の治療❗️ラバーダム防湿って知っていますか❓知らないでしょ❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

なんだか?苦しそうですね?これ何だか知っていたら歯科治療の達人級。これ神経の治療時に使用するラバーダム防湿と言う方法なんです。

治療する歯だけを露出させ、外部からの唾液の侵入を遮断する、ゴムのマスクみたいなもの。知らなくて当たり前、日本での使用率は5.4%なんですもん。何軒もの歯科医院で勤務や見学しましたが、見かけたことはありません。ただ大学時代の実習では必ず使用していた記憶があります。じゃあなんで実際の患者さんで使用しないの?、、、、、、、

歯科医院として採算が合わないからです。

自由診療ならともかく、現在の診療報酬では、保険診療でラバーダムを施すことは経営的に難しいからです。

やる事が良い事なのに、使用率が低く、矛盾してますよね?

道具も手間がかかる、現在の歯の神経の治療の保険点数が圧倒的に低いからです。見合った報酬が得られるなら歯医者は皆、やりますよ❗️だってラバーダムをする事が良い事だとみんな知っていますから、、、、歯医者、全員、、、、

やりたくないではなく、できないのです。制度的に、、、経営的に、、、

歯の神経の治療を専門的、造詣が深い先生達の学会、日本歯内療法学会でのアンケートでも必ず使用する先生は25.4%です。この中には保険外で費用を頂いている先生が多くいるでしょう。。。

ちなみにアメリカでの歯科治療ラバーダム使用率は、92%です。ただ保険制度が違うので日本の治療費の10倍はかかりますよ、、、、

だから海外赴任する方などは、赴任前に日本で歯を治すのです。

何十年と歯科医側からお願いしても一向に変わりません。極論、日本での神経の治療を政府として、これぐらいでも十分でしょ!と考えているのかな?財源がないのはわかりますが、、、、、、もう少し、、、、考えてよ、、、

歯科医は全員、思っています。間違いなく。