インプラント経験者は、インプラント治療の良さを1番理解している方です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

最近はかなりの比率でインプラントオペをしております。僕は他院さんでもインプラント処置を担当している為、普通の診療所の3倍の数のインプラント手術を行っています。最近の傾向として欠損補綴の第一選択であったブリッジが少なくなった事を強く感じます。それだけインプラントというものが患者さんに認知され、メジャーなものになったという事でしょうね。

ただインプラントはメーカー、経験と技術がもの凄く大切な治療です。担当の先生と良く相談してから治療に入ってくださいね。

インプラントができない場所はありませんが、比較的向かない部位だってありますから、、、なんでもかんでも、インプラント、、、僕は違うと思っています。大事です。この事!

今やインプラントはCTと解析ソフトさえあればより比較的安全に処置可能です。ただ、経験はお金で買えません。若い先生に指導時するときは、必ず10ケースはインプラントオペについてアシスタントとして主治医の手技を診る事、慣れてきても必ずステントを作りなさい、などなど、、、、、

そう簡単にはマスターできませんぞ!みな1本打つとすぐ調子に乗るから、、、

インプラントは歯を失った後の治療法としてはとてもいい治療だと考えています、僕もインプラントにします。ただ、術者はしっかり選びたいですが、、、、、

1本目のインプラントオペ時は、さぞかし緊張と不安な面持ちでした、歯も入り長年お使い頂くとインプラントはよく噛めるといつも定期検診で話されています。これ以外の選択はないとまでおっしゃっていました。

今回も粘って粘ってご自身の歯を保存していましたが、症状も出て、流石に抜歯。ある程度治癒期間を置いて、どうしますか?と相談、もちろんインプラント!との事。

術後、血液サラサラになるお薬を服用中、しっかりとナートし止血をする。かなりの本数が既に入っている。様々な事情で僕の提案通りには行かない場合もある、その中でベストを尽くす。

今後はまた危い場所の歯の保存に全力を尽くす。インプラントは最後の砦だ、僕の中で、、、、

選択された方には質の高いインプラント補綴をしたい。

正しい位置に、補綴、予後までイメージしたインプラント処置をしていく。なんとなく入れて、くっついた!では困る!

訪問診療をしていた時の思い出‼️何も出来なかった自分に腹が立つ‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯科医でも往診する事ってあるんですよ、老人ホーム、介護施設や病院などに出向きます。現在僕の医院では行っていませんが、大学卒業後すぐに勤務した医院では請け負っていました。

午前の診療室での診療が終わってから準備をし、午後から施設に向かいます。なんだか診療室を離れるだけで僕には新鮮な感覚であった、、、院長先生の真っ赤なオープンカーに乗り出発。当時、大学出たてのペーペーの僕にはこんな仕事もあるのだなぁ?と思っていましたし、同期で訪問診療をしていた同僚はいませんでした。

赤いカマロのオープンカーに乗る僕の師匠。

病院はその殆どが半身麻痺が残る方や日常の生活に障害がある方々ばかりだったと記憶していいる。おむつの使用率が高い病院であったので、通常の病院より独特の匂いを強く感じていた、かれこれ25年近く前の話であるので今はわからないが、、、、

病院に着くなりナースステーションに挨拶と送り合わせをし診療がスタートする。

院長がテキパキと限られた道具を使い治療していく、入れ歯が殆ど、僕はアシスタントドクターとして院長の手を止めないように診療補助を、、、患者さんの殆どがおもむろにベットの横のキャビネットから入れ歯を出す。

みんな普段、入れ歯使ってんのかな????といつも感じていた、、、、、医科の先生に病室で会ってもあんた達何してんの?的な眼差し、、、、、極論、邪魔者❗️

今やよく見る光景だが、当時の訪問診療の状況はこんな状態であった、今やお口の中と全身との繋がりは密接であるとの研究結果が示されていますが、25年前は、、、、たまたま院長の診療室にその病院の婦長さんが受診されていて、入院患者さんの劣悪な入れ歯の状況を聞き、院長がなんとかならないものか?と立ち上がったと聞く。医科の先生達に歯科医が訪れる事を直談判しても皆、快く❗️な感じでは全くなく、やるならどうぞ的な状況だったと聞いていた。

今から思えば僕の師匠は先見の明があった方だと思う、現在の僕の医療観、手技など大いに影響を受けた方ですし、様々な歯科医師向けのセミナー、YouTubeで義歯のレクチャーしているユーチューバーでもある。

今の僕にあの先生のバイタリティーはない。パワフル。

 

慣れてくると診療を任された記憶が、必死にやっていたが突然、患者さんの手が顔面に、、、、、僕のメガネが飛んでった、、、、、、殴られた?殴られた。

あまりにも突然の事で、何が起こったかすぐには理解できなかった。

元々患者さんも僕らを快く思っていない雰囲気もあるし、老人性情緒が満載な場所、、、、

僕にも多少の歯科医としてのプライドもあったが、この件でプライド全崩壊。

冷静になり、考えた、僕がだらだらと入れ歯の調整していたからだし、いつまで経っても痛い所を取らないからだと、、、、、ヘボすぎ、、、

今から思えば歯科医として、本当に貴重な体験をさせて頂いた期間であったと、、、、懐かしや、、、

現在、訪問歯科診療と記載された車、よく見かける様になりましたね、ついつい、車内を凝視してしまう自分がいます。僕もいつかは診療所を飛び出し、お困りの方々を、、、、いつになるやら、、、

小児の治療から、感じとれる事‼️ご家庭での様子を窺い知る事ができるのです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は小児の歯科治療に関してです.一般的に6歳になる頃には大人と同じ治療が出来るようになります.ただ、その家庭の躾、教育環境に大きく左右されます.

3歳を過ぎたぐらいから治療できるお子さんもいますし、6歳になっても全く治療ができないお子さんもいる.本当に差異がある事、診療していて感じます。

お子さんの性格自体も関与しますが、我慢を知っている子か、いないか?でずいぶん変わるのでは?と僕自身、感じている。

昔は体の動きを抑制するため、体をタオルやネットで巻きつけお子さんの動きを抑制した上で治療する事はありましたが、今の世の中、当院で行う事は無くなりました

痛みが強く緊急性がある場合は、仕方なく抑制しながら行う事も稀にありますが、通常の虫歯では行いません。

お子さんは、何故?今?治療しなくてはならないのか?を完全に理解するのにはまだまだ時間がかかるでしょう、、、

当院では通常の歯科治療が初回で難しいと判断した場合、まず治療台に座る事から、座ったらお口の中に治療器具を入れる練習からスタートします.

練習の段階でこの子の治療はかなり厳しいと判断した場合は、親御さんにお願いして、家庭で歯医者に行く意味について繰り返し、よく話して伝えてもらうようにしています.ご家庭の協力も必要です.最近の親御さんは昔に比べ、子に対して我慢の指導が不足しているように感じてなりません、、、、、甘やかし、怒れない?時代の変化かな?僕らは何でも屋ではありません.歯医者に連れてけばやってくれるだろう?では困りますよ、、、、、

小児の治療時、僕らは親御さんからお子さんへのお声かけ、お子さんの治療後の態度、発言をとてもよく見ています.実は、、、、どのタイプか?どのレベル?のお子さんであるかを、、、、

初回は出来なくてもいいんです.次の来院時ご家庭での教育がどう?施されたかなんです.ここが重要なんです.何もしないでポンと来てやって!はないですよ、、

また家族で来院して頂いた場合、その家庭ごとの口腔内の状態が家族全員一致します.虫歯がなくブラッシングもいい親御さんは、そのお子さんもピカピカが多いですもの、、、、ラポール歯科限定かな?、、、、

僕らは応召の義務がある.こちらから患者さんを選ぶ事は禁じられている.ただ歯科医として、しっかり管理されているピカピカの口腔内を診察できるのは歯医者冥利に尽きるし、嬉しい事である.

つくづくこの地域で開業できてよかったと感じるし、地域医療に少しでも貢献できたら幸いである.

インプラントの被せ物⁉️仮付の接着剤→ネジ止め式に進化しています‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日はインプラントの被せ物に関して。

先日、インプラントの上部補綴物破折の為、新たに型取りを行いました。インプラントは手入れ次第ですが、他の治療法より明らかに長持ちするデータがありますが、その被せ物は消耗品です。

10年以上前のインプラント、以前の当院では他の天然歯と同じく、仮止めの接着剤で接着していました。現在エビデンスの積み重ねにより、全てスクリューリテインと言うネジ止め式になりました。この事から今後インプラントの被せ物に何か不具合があったら、随時、交換をお勧めします。

もちろんそのままでも問題はありませんが、ねじ止めの方が修理が効くので、新たに新しく被せ物を作製するより安価で済む為、患者さん、僕ら双方にメリットが多いです。

この患者さんも過去に複数本のインプラントを入れており、今回のケースでねじ止めへの変更になりました。患者さんはよく噛めている事、若いうちにインプラントを選択してよかったと盛んに話しておられました。これだけこの治療法は患者満足度が高い治療であると言えるでしょう❗️

インプラントはよく噛める!

定期検診で自分が埋め込んだインプラントが元気に機能していると、処置した者としては、とても嬉しくなります。

本日も僕が駆け出しの歯科医だった頃に手がけた、25年経過しているインプラントケースの方が来院頂きました。インプラントメーカー自体は、当時のアメリカ製から、スイス製メーカーに変わりましたが、経過良好でした。

被せ物は流石に一世代前のメタルボンドでした。まだまだ、使えます。大丈夫❗️

スポーツで成果を出したいなら、口腔内を整え、きちんと治療しましょう⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

本日はスポーツと歯の関係性についてです。

当院の近くには様々なスポーツで有名な、日本体育大学があります。お正月も箱根駅伝で活躍されていました。開業して20年もの間、様々な部活動をされている生徒さんの治療を担当してきました。コンタクトスポーツの生徒さんには、安価にスポーツマウスピースを作製したり、純粋な歯科治療ももちろん、、、、

そんな日体生を診ていて気になることが、、、、治療が必要な歯の本数が圧倒的に多い事です

遠征、試合、ハードな練習?わかりませんが、歯科治療が後回しになっているのかな?お口の中が整っていない、、、

スポーツの成績にも影響を及ぼすぐらい、歯は大切なんです。最大限の力を発揮させる時は、左右の奥歯に甚大な噛み締めが起こり、物凄い力がかかっているのです。歯がなかったり、虫歯になって傷んでいたら、力が発揮できません。

日体生、治療をしっかり受けてください!!

体操のメダリスト。

水泳の二冠メダリスト。超一流はやはり違いますね!

共に歯列矯正をしています。体操の方はゴムで引っ張っているのがわかりますね、二冠の方はより綺麗に並び替えるために抜歯をしてのマルチブラケットですね。

特に水泳性選手は息継ぎがあるのに、、、、凄いなと、、、、ハンディにならないのかな?

凄すぎる、矯正しながら世界一ですからね、、、、、しかも二冠❗️

僕の矯正に対する考えも変化しました。最初のうちは装置をつけているだけでも痛みや不快感がある場合があるが、そんな事をもろともしない強さ、頭が下がります。

それと共に日本もようやく歯列矯正に関して諸外国に追いつきつつあるかと、、、

とっても良いことですね。

正しい歯並びは、その方の能力を100%出すには大事な道具でもあります。大学病院に勤務していた時、患者さんのプロゴルファーの方は、奥歯がないだけでドライバーの飛距離が全然違うと話されていましたした。それだけアスリートにも歯の大切さが伝わりつあるのかな?と考えさせられました。

少し古いですが、アスリートは歯が命❗️芸能人だけではありません。

これも医療かな❓気持ちは複雑ですが、、もちろん保険治療ではできません‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

最近の仕事について、、、、外勤先の医院さんを任せるドクターが退職、僕の診察日以外は休診で、患者さんに迷惑かけてますよ!事務方しっかりして!

その反動で僕の勤務日に予約が集中、ほぼ取れない状態になっています。

困ったな〜

自分の医院ではこんなケースも

実際に被せた被せ物です。↑

 

白い歯ではなく、あえて金属の被せ物にして表面にダイヤ?僕的にはよく分からない、、、、、もちろん大学では習っていない、、嗜好品?

僕の中学生時代の同級生である、これは医療なのか?

ファッションの一部?

こんな感じもあるらしい、、、、

初めは頑なに依頼されて仕事を拒んでいたが、幾度も懇願され渋々やることに、、、、

もちろん保険診療ではできない旨を了承して頂き着手、表面の装飾品がある為、削除量多し。神経のない歯であったので、幸いに僕の良心も削られる事は無かった。

担当技工士と相談して進める。表面の装飾品は僕が接着で担当する。

彼の耳と舌にはピアスが入っている。服装も個性的である。僕はこのジャンルの方のカルチャーにはとても疎い。

医院を出るとき、本当にいいんだな❗️❓最終確認、、、、、、

友達、、、、後は奥さんが何と言うかが心配、、、、との事、、、、

知らんがな〜僕の心の中の叫び、、、、

医科でも整形は保険外だし、自分の心の整理をする。

僕が専門バカなのか、感覚が古いのか、、、、彼の口腔内には何本か同じ歯が入っている。ってことは世の中には今回と同じ仕事をした歯科医がいる訳である。

とても複雑な気持ち。

将来のためにもいい経験、勉強させてもらったと捉えよう。

サメか?

人の下顎はこんな感じです‼️図は模型です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は解剖学的考察を、下顎です。歯は一本一本骨に植わっています。この骨の上に薄い赤色の歯茎が絨毯のようにカバーしています。

皆さんが歯周病に罹患すると歯茎が下がった❗️とお話になりますが、実際は歯を支えている骨が、細菌により減ってしまう病気なんです。赤い歯茎が下がったように見えますが、、、、、実際減少するのは骨よ、、

青い印の場所が顎関節、音がなったり、お口が開きにくくなったり、顎関節症の発生場所です。口を開けるとガリガリ、カクカク、カクッという音が、、、

赤印はオトガイ孔、神経の出口なんです。

下顎骨には口腔内を掌る様々な神経、血管が走行しています。この解剖学的な知識がないとインプラントなどの高度な治療は難しくなります。

特にインプラント治療は、この神経、血管とのせめぎ合いになる事が多く、注意が必要です。この関係性の正確な診断には、レントゲン検査が重要です。

僕らも医科の先生同様に献体を使用し、勉強の為、解剖させて頂く授業がありました。今となっては、もっともっと真剣に取り組んでおけば良かったかなと後悔の日々、、、、、解剖学の重要性の再確認。

解剖の授業が始まってからがより一層、医学の道に進むんだな!と再認識した記憶があります。

僕が最近の治療のメインとしているインプラントはこの模型の如く、骨を削り、チタン製のネジを埋め込み、歯を作る治療なんです。

今やとても安全に治療ができ、信頼性の高い治療となっています。インプラント治療は処置する先生の経験値がとても大切な治療です。経験豊富な先生を選びましょう。

歯科治療は、なんでも研磨が大切なんです‼️僕らは手が熱いけど、、、‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯の治療は磨くに始まり、磨くで終わります。虫歯、歯周病の予防には歯磨きが必須ですし、詰め物が入る時は研磨をしっかりしないと食べかすが治療した所に停留します。歯石をとった後も歯石の再着を防ぐために歯の表面を滑沢にするために磨きます。

僕らの歯科治療は研磨する時間がとても多い傾向にあります。

↑研磨に使う道具の一部。これ以外にも沢山あります。

使う材料によりそれぞれ違います。入れ歯なら、金属なら、セラミックなら、、、、、これと、使い分けています。

研磨の大敵は発生する熱と削片です。メタル研磨の時など油断してると発熱して火傷しますから、削片は感染する可能性のある廃棄物、女の子が診療室でシューと風かけて飛ばしているのをよく見かけますが、もってのほかですよ。大概の医院さんでは普通に行われていますが、僕には意味がわかりません。歯科の由々しき悪行ですよ。当院ではもちろん患者さん、従業員の健康のためにも掃除機のような物で吸い取りながら、研磨しています。当たり前です。

他院勤務の時は自前のボックスを自前で買って、削片が飛び散らないように使っていますが、、、、、

高価なレントゲンや機材を買うより、大切なことではないかな?他の機材に比べたら、大した費用じゃないでしょ?なぜケチる医院さんばかりなのか?

これも院長先生の考えにより変わってくるのかな?、、大事な事ですし、僕には当たり前の事ですけど、、、

ここがダメだよ、歯科の悪い点。

これから勤務したいと求職希望の先生方は、こういう所を細かく見てるんです。この診療所で長く勤務するか?しないか?を、スタッフのレベルも含め、今の若い先生は基本、進言やアドバイスをスタッフや先生にしませんよ!積極的には、、、、

僕ら医療従事者は良い治療をしたいなら、絶対に引けないラインがあるわけです。僕は未だに医院やスタッフへの要求は多い人です。なぜなら、患者さんに良い治療を施したいから。

ただそれだけなんです。スタッフからうるさい先生、めんどくさい先生、と言われて結構。僕は患者さん第一主義でありたいから、、、、

僕の周りのチーム栗田は、皆、僕のこの気持ちを理解している、最強メンバーですから、、、いつもありがと、、