歯科大学ではどんな勉強をするのでしょうか⁉️彫刻家みたい‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

歯科大学ってどんな勉強をするのか?についてお話ししましょう!僕らの頃は1、2年生の時は基礎といい殆ど高校生の延長みたいな授業であったようです。語学でドイツ語があった気がします。生物選択であった僕には、この2年間が本当に苦しかった、、、、多分これを読んでいただく同業者の皆さんは、

は〜意味わかんない。この人何言ってんのだろう。だと、、、、医学部崩れの方なんか試験前は全く勉強していなくても余裕で通過していた、、、

3年からは段々と臨床系の専門教科が増えてこんな事もやった。⬇️

さて皆さん、これはなんだと思いますか?

歯型彫刻といい、実際の歯の形と瓜二つに切り出しナイフで石膏棒を削って行く授業なんです。まさに彫刻⁉️ 芸術学部か⁉️

前歯っぽいでしょ!最初は上の図の一番左のただの棒なんですよ。女の子は苦手な人が多かった気がします。

奥歯です。

まだ捨てられないので記念にとってあります。万が一、子供も同じ道に進むならその時に競いたい。

この頃から少し自信がついてきた気がします。歯医者は手先が器用でないと話にならないなと、、、、、とにかくどんな実習でもやれるかな?と言う気になりました。

歯医者は手が動かないと話になりません。手が動いてなんぼです。

僕らは職人です。

歯科治療の可能性を正しく説明し、患者さんに選択して頂く‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

世の中には様々な歯科医院がある、先生に至ってもピンからキリまで存在する。

それぞれが一国一城の個人経営者である以上、その方々の治療方針に意見するのは余計なことかもしれない、だが果たして歯科医療サービスを生業にした場合、他の業種のサービスと同じ提供でいいの?と疑問符がつく。

そこには医療サービスの特殊性があるのではないか?

うちの医院は、この治療がBestであると考えるから、これに向かって治療する方だけでいい!は本当の医療かな?先生のこだわりや良い治療をしたい!と言う思いは多分に伝わるが、、、

医療サービスとして適切かな?

僕だって患者さんの気持ちに寄り添いその方々にとって最良と思われる治療法を提案しても患者さんに選択されない事もある。

僕らは保険医でもあるため保険内外を含め患者さんにいく通りかの治療を説明、提案する義務があると思います。その中から患者さん自身がその患者さんにとって現時点のBestな治療法を選択すればいいのです。

学術的に正しい事を行なっていても、それしかないニュアンスで治療を行うのは、その先生のエゴだと思います。

自分自身、Bestな治療法が選ばれなくとも、材料や保険制度の中で出来る限りの治療を施していくのが、プロの歯科医ではないだろうか。

インプラント推しな歯科医院さんが多い気がしてならない、インプラントは良い治療であるが、欠損補綴の選択肢はブリッジ、入れ歯もある。

メリット、デメリットをよく考え、選択されるべきである。

抜歯について‼️僕の歯科医院は圧倒的に破折が多いです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は抜歯の原因についてです。親知らずならまだしも、抜歯は患者さんが避けたい治療のトップに君臨するかと、、、、

一番最近のデータなのかな、、、これを見て率直な感想として、歯の破折が少なすぎるなと、、、僕の診療所はこのデータの通りではない。地域的に歯周病、虫歯の罹患率が圧倒的に少ないので、、

歯の破折とは???これです。↓

スジが縦に入っていますでしょ?

歯茎の中の歯の根っこが割れています。詰め物、被せ物は被せた時と何ら変わぬ姿で機能しているのに、、、悔しい。強い症状もない場合が殆どである。

患者さんは突然、歯が割れてる、抜歯の必要性の宣告‼️

❓❓❓   ですよ。

歯は割れたら、残念ながら抜歯なんです。

どうしたら?防げるの?

様々な要素がありますが、歯の神経を極力残す事‼️神経がないと歯は割れたり、欠けやすくなるのです。強度がどんどん落ちていくのです、

歯科医にもレベルがあり、考え方も様々です。神経を取りましょう!と簡単な説明で済まされないようにしましょう。先生!なんとか、神経残りませんか?と伝えてみるのも良いのかと?どうしても難しいケースもあるのでしょうが、、、

キャリアを積めば積むほど、抜歯をしない治療を実践している自分がいます。

誰だって、歯、抜きたくないですから、、、、、

なぜ僕らは仮歯を入れるのか⁉️きちんとした意図があるのです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

本日も秋晴れですね‼️世の中は連休との事、僕は祝日とか関係なく働き、連勤中でございます‼️

今日は仮歯について、

奥歯ならまだしも前歯なら、削ったままお帰りいただけないですよね?見た目が、、マスクで隠してという事も無くなった。神経が残っている歯ならしみるし、最終の歯が入るまで、しみないように。

ただ仮歯はプラスチックでできているので、強度が不足しています。僕らが治療時にとったり、つけたりしないといけないので仮付けの接着剤でおつけします、そのため、どうしてもはずれやすくなります。

この他にも仮歯には、とても重要な目的があるのです。歯肉圧排と言い、被せ物との継ぎ目にある歯茎の盛り上がり(増殖)を抑え込む役割です。歯茎は力で押し付けていないとモリモリと見境なく盛り上がってくるのです。肝心な型取り時にこの増殖があると綺麗に型取りができないのです。型取りが不備ですと、もちろん出来上がった被せ物の精度もビックリするぐらい変わるのです。

この辺りのこだわりはきっと患者さんには分かり難い違いかと、、、、僕はこの過程をとても重要視しています。医院によっては歯を削り、即日に型を採るでしょうが、僕は絶対に採りません。仮歯で歯茎を整えてからになります。

何でも同じですが、この何気無いひと手間が、審美性、耐久性につながるのです。歯科医なら絶対にわかっている事なのですが、この必要な過程を飛ばす先生が多いのが実情です。

仮歯1つでもこの様に、きちんとした目的やこだわりがあるのです。どれだけ自分自身の仕事にプライドを持ち、きちんとした工程で仕事をするか?は歯科医それぞれです。患者さんにはまずわからない過程ですし、、、過程を飛ばしても、、、

これがいつも話している、歯科医には様々なレベルの先生がいる事に繋がるのです。

おかかりの先生はプライドを持ち、仕事をされていますか?参考までに、、、

インプラント治療の難しさ‼️少しのズレも許さない姿勢‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

秋晴れの良い天気ですね!皆様はいかがお過ごしでしょうか?肺炎が流行っています、ご注意を‼️

インプラントに関して、インプラントは難しい治療だと何回処置していても感じます。用意周到に準備していたとしても、実際の処置時に患者さんの開口量が乏しかったり、舌、軟組織の特徴ある動きや、患者さんのオペ日の体調により、シュミレーション通りにはいかない事が多々あります。

他院さんのケース

被せてある歯が右側へと間延びしている感じがありませんか?

左右均等な歯ではないですよね?

これ、埋入するインプラントのミリ単位の埋入誤差からおこるんです。もう少し微修正をしていたら、、、、

この数ミリ単位の誤差が長い年月お使い頂ける長期予後に影響してくると、つくづく感じます。力学的観点、歯周病の観点からも、、、、、

故にインプラントはいかに術前準備をした事をしっかり頭に叩き込み、実際の処置時にシュミレーション通り実行できるか!にかかっています。

どんな処置でも同じだろ?と思われるかもしれませんが、より鮮明に治療結果が変わる処置がインプラント治療なんです。

ましてや、一度打ち込めば、やり直しがきかない治療だからです。

僕自身、肝に銘じて毎回汗だくで責任と向き合い処置しておりますが、他院のケースで、どうしてこんな角度で打ったのだろう?と疑問に感じるインプラントケースがよく散見される。実際に処置を担当したわけでは無いので、処置時の様子はわかりませんが、、、、術者の予習、準備不足だよ、、、、

それだけインプラント埋入は重要な処置なのです。患者さんの骨や、軟組織を切ったり縫ったり、削ったりする事はとても責任が伴う行為であり、僕らしかできない事なのです。

毎回、自分を含めて、やっている事の重大さを考えさせられます。

歯科治療の場合、全ての治療痕が残るのですよ‼️恥ずかしくない治療痕を残しましょう‼️

 

スポーツマウスピース‼️色々あり、コンタクトスポーツなら必ず⁉️歯軋り防止、矯正もマウスピースで‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️スポーツ歯学ってご存知ですか?スポーツに怪我はつきものですが、外傷で歯を失ったり、口腔内に傷を負うケースだって少なくありません。歯科医学の立場からスポーツ愛好者、選手をサポートしていく目的があります。それに特化した学会もあるんですよ、、、

スポーツマウスピース。特にコンタクトスポーツはマストで装着してもらいたい。この方はボクシングだったかと、、、、ボクシングは必ず装着しているイメージが強い競技です。その他、アメフト、ラクビー、などなど、、、、

前歯もしっかり覆われていますな、、、パンチだから、前歯ですね、、、

日本体育大学の生徒さん達がよく作りに来ます。競技によりマウスピースの形状が異なります。競技中、言葉を発しないといけない競技もあり、その時はより話し易い形状に作られてきます。

一概にマウスピースと言っても、用途によって形状や材質にかなり差異があります。型採りする事は同じですが、院内で作製できる場合や、外注の場合も。

睡眠時無呼吸症候群のマウスピース、こんなんですし、、、

保険と自費治療でもこんなに違うのですから、、、

僕ら歯科医に馴染みが強いのが、歯軋り、食いしばり防止のナイトガードとよばれるマウスピースです。上の歯に装着して睡眠中に装着してもらいます。次にホワイトニングのマウスピース、、、、最近は矯正もマウスピースで、、、、、

これだけでも随分多いですが、まだまだあります。

僕は処置を施す以上、全てのマウスピースを装着した経験がありますが、体質的に嘔吐反射が強く、そのどれもが辛いものでした、、、、口の中にゴムの臭いや感触が苦手なため、入れられません。それに気づいたのが海でシュノーケリングした時でした。ゴムの部分をずっと咥えていることができませんでした。

僕はスペシャリスト❓ジェネラリスト❓どちらなのか⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

毎度毎度ですが、連勤中でございます‼️約2週間程お休みなく働きます。

僕が歯科医師の中でスペシャリストか❓ジェネラリスト❓かについてです。僕は歯学博士は取得しないで下野しましたので、大学での研究、論文はありません。

卒業後はひたすらに自分の腕、技術を追求してきた臨床医であります。とにかく大学同期の中では1番開業を目指してやってきました。

現在主流になったインプラント治療も、卒後直ぐに治療する機会を得たりと、恵まれていた環境であった、、、現在でもそうだが、同じ歳の歯科医の中ではダントツの症例数だと思っています。今や何処もかしこもインプラント❗️と宣伝していますが、それなりに打てるだろうけど、全てを信用するのは、、、、、、❌

正直、今の若い先生は僕が同い年の頃より、5年遅れていると感じている。時代が違うと言えばそれまでだが、、、、これがゆとりか、、、、?

もうちょっと貪欲に欲して欲しい。ハングリーに

右下のインプラントは僕が駆け出しの時に処置した25年前のインプラントになる。先日、反対側のインプラント処置を担当した。なんとか粘って保存に努めていた歯が、残念ながら抜歯となり、患者さんに今後の治療説明すると、間髪入れず、インプラントで❗️と即答。

インプラントの恩恵にあやかった患者さんだからこその確信の返答と感じる。

メーカーも勤務医時代の診療所が使用していたインプラントなのでアメリカ物、今はスイス製を使用している。25年前の自分の仕事のレントゲンを見て、打ち方、セレクト、若さがひしひしと伝わる。フレッシュ、、インプラント数本の経験しかないのに上手いと思う。

処置中には背中に汗が流れた記憶がある、、、、、、緊張、、、

そんなこんなの積み重ねで現在の僕がある。

経験を積み重ね今の自分がいるのだが、現在でもお手伝いしてる他の歯科医院さんでは、親知らずの難抜歯、外科処置は僕のアポイントに入っている場合が多い

僕は外科出身でもないのに、、スペシャリスト❓と勘違いしそうである。

もう少し、同僚の先生には、努力してもらいたい。つまんない。

絶対に負けない自信はあるが、悔しい、負けんらんない❗️と他の先生から刺激を受けたい。

僕が自分の診療所だけで勤務しないで外に向かうのは、そのため、、

井の中の蛙にはなりたくないからである。

常に歯科医は同じ医院の同僚とも戦わなくてはならないと考えている。

僕は常にその事を意識して生きてきた。これからも負けない自信がある。

白と黒の世界‼️歯科医院で定期的にレントゲン撮影する理由⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯科医院に行くと決まってレントゲンを撮りませんか?一体何で撮影するのでしょうか?定期検診での決まり事なの?意味がわからない、、、、患者さんはお感じになる方もいるでしょうね?

正確な診断や前回から今回の受診までの変化を知るため、レントゲンはマストです、肉眼所見だけでは判らない病変を明確に映し出すので、、、第3の目。

だから、撮るのです‼️嫌がる方がたまに、、学校の検診とは違うのですよ見落としていいのですか?万が一病変があったとしたら、、、、何しに来られたの?

以上の事からもレントゲンを撮る理由がお分かり頂けたかと思います。

撮影の仕方、サイズも様々あり、お口を全体的に写す大きな物、歯1本単位の小さな物、インプラント治療時の3次元的に見たい時などは、CTが有効になります。

MRI検査は、強力な磁石と電波を使って、磁場を発生させて行います。撮影時間が長く、被曝する可能性の無いもので、放射線のCTとは原理が異なります。

ざっくりですが、骨とか歯の硬組織を知るものがCT、臓器などの軟組織を知るものがMRIになります。

そのそれぞれに目的があり、1番適した画像診断を行う為に必要な検査なのです。

インプラント治療をしている方でも、CT、MRIは撮影できます。MRI撮影時、磁石の入れ歯をお使いの方は撮影時、必ず入れ歯を外して撮って下さい。