歯科医院の求人事情

リーマンショックにはじまった、世界的な不況、我が日本も直撃しています。

その為リストラされるケースが増えてきている事実は盛んにニュースにもなりました。

最近何人かの同業者と話す機会があり、求人をかけているとの事。

しかし以前とは明らかに違いがあるとの事で、大卒の応募が多いようなのです。

しかも皆が知っている大学だったりするそうです。

僕達にとったら非常に喜ばしい事で、一般常識を備えなおかつ企業での経験を

医院にフィードバックしてくれる可能性がある為、他の従業員に良い影響もある

のかな?なんて。

今や歯科医業は完全にサービス業として位置づけられています。かといって異業種から

すぐに移行できるほど簡単なものではないのも事実です。

そこに医療の仕事としての難しさがある訳なのです。

ねぶた祭り

昨日、桜新町でねぶた祭りが開催された。

僕は町の商店街に加盟していて、その中の青年部に属している。その関係で、

毎年お手伝いしています。

今年はどしゃぶりで最悪の環境となってしまった。来年こそは、いい天気で、

子供たちに跳ねてもらいたい。

師匠(僕が勝手に思ってる)

僕には、歯科医の師匠がいます。その先生に言わせれば弟子をとった

つもりはないと思いますが。

その先生は36歳にして歯科医となり、異色の経歴をもつパワフルかつとても

チャーミングな女性です。

義歯の大家である先生の元で修業されている為、特に義歯の腕前は恐ろしいレベル

ですし、スピードも尋常ではありません。

僕は歯科医になりたて、研修医の身分、全く仕事ができません。

その先生の歯科医からの評判は最悪に近いのもでした。なぜならとても指導が厳しいからです。

僕自身、服装、話し方、おもてなしの心、気遣い、もちろん治療についても多岐にわたりました。

そのあまりにも真面目、熱心な指導のため、勤務医が一週間ともたずいなくなるとの評判でした。

評判ではなく、実際そうでした。

僕は医院に伺う前日より、胃が痛くなった事を覚えています。よく女性スタッフにかばって

もらったり、愚痴をきいてもらいました。

そんな先生でしたが、時折見せる女性らしい一面、先生のご自宅で料理をふるまって

頂いたりととてもかわいがってもらった記憶があります。

今は誉めて伸ばす、という指導法の対極ですが、今となれば、あの時教えて頂いた事

全て、熱く熱く伝承していますし、今の僕があるのも先生のおかげです。

皆さんには、影響を受けた人はいますか?毎日はじける刺激がありますか?

様々な方から刺激を受け、魅力のある男でいたいものです。

切削機械など

SANY0263僕ら歯科医は他科と違い、様々な機械を駆使し診療にあたっている。

特に歯はとても固い組織の為、高回転の切削機械を使います。

この時出る音が、皆様大嫌いの”キュィーン”という音になるのです。

また歯石を取る時もチリチリと音がなります。この機械は超音波スケーラー

といい、全国どこの歯科医院に必ずあります。

耳障りのこの音、僕自身も大嫌いです。何とかならないものか?

レーザー学会

先週の土日は、新潟に行ってきました。

両日ともとてもよい天気でした。新潟の町はとても穏やかで、日々東京でバタバタしている

自分にとっては良い息抜きになりました。

義理の父が新潟大学出身ですので、大学の近くなどは、思いを廻らせながら会場

に向かいました。

僕にレーザーの使い方を教えてくれた、勤務医時代の院長にもお会いしました。

僕の所属している学会の中では、比較的に規模が小さめですが、今後も参加

していきたいと思っています。

技工物(被せ物や詰め物の事)

治療が進むと、様々な被せ物や詰め物が歯に入ります。

それを作製するのが、技工士さんです。国家資格です。

歯科でもそうですが、保険診療を主体に仕事をされている先生、保険外にウエートを

置かれている先生、様々です。

それに合わせて技工所も保険の技工物を得意とする所、保険外中心の所、あります。

おわかりかと思いますが、まったく作製料金違います。もちろん使っている材料費も全く

ことなります。

どちらも区別なくより良いものを提供する為努力していますが、残念ながら、質の違い

はあるのが現状です。

この違いが治療費、耐久性、見た目の美しさ、につながるわけです。

歯の神経の治療(感染根管治療)

歯の神経の治療には、抜髄といい神経が生きている歯の治療と、一度神経をとった

あとに再度行う感染根管治療があります。

前者の特徴は、寝れないぐらいの激烈な痛みで、後者はかみ合わせた時の咬合痛です。

一般的に感染根管治療は、歯の根の先に円形の膿がたまった治療のため、完治まで

時間のかかる場合が多いです。

歯医者に行っては、いつも同じ事やって、いったいいつになったら終わるのだろう

と思われる方が多くいます。

しかしこの地道な治療が歯の今後を左右する、重要な治療なのです。

神経の治療している歯だけでも、最後まで通院しましょうね。

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歯の外傷(スポーツ中や、学校での事故)

今日は、歯の外傷についてお話しします。

当院は日体大が近くにある為、様々なスポーツエリートの学生さんが来院されます。

ラクロス、バスケ、などコンタクトスポーツである以上、ある程度外傷は避けられません。

しかし前歯を外傷にてかけたり、折れたり、抜けたりすると大変です。

まだ年齢的にも抜歯は絶対に避けたいところです。再植や被せ物でなんとか

切り抜けたいところです。

その為にも、必ず練習中よりスポーツマウスガードの使用するよう話しています。