桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
歯の内部には神経が存在します、この神経がある事により、冷たい、熱い、痛い、などの刺激を感じているのです。
歯髄と書いてある所が神経です。
神経の治療の初回は神経が生きているので、痛みが無いよう麻酔を効かせて治療をします。
これを抜髄という。
神経の治療を一度行ったにもかかわらず、再度痛み出す事もあります。神経を取ったはずなのに、、、、噛んだら痛むなど、、、
神経の初回の治療後から歯の根の先に病変ができた状態です。これを根尖病巣と言います。
根の先の丸い病変です。この病変がある歯にはすでに何らかの被せ物や詰め物が入っている。一回神経の治療をしているから、、、、
詰め物、被せ物を外して神経の治療の再治療となる。
日本の保険制度は全世界的にも優れたものであると誇れるが、この治療に関して、正直、日本では不採算部門となる。大事な治療であるにも関わらず、治療単価が激安なのである。
厚労省の偉い人、、、お願いしますよ‼️診療報酬改定❗️を、、、
真面目にやればやるほど、歯科医院にとっては赤字である、しかし僕らの医療魂で何とかしているのが現状である。
僕の診療所では相対的に神経の治療が少ない、神経の治療の初回の抜髄なんて滅多にありません。都内でも勤務する場所により、疾患は変化するんだな、と感じる。
勉強会などで様々な地域の先生が集まり、レントゲンを映し出したりすると、普段診療されている地域での疾患の特徴がでる。根治が多そう、デンチャーが多そう、8番が多く残っていたら、外科は紹介が多いのかな?など、、、地域のデンタルIQを映し出す。