本来なら今月、学会のある月でしたが、今年は不参加となりました‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今月は東京フォーラムで顎咬合学会に参加しているはずでしたが、6月の仕事の関係で今年は不参加になりました。

残念です。

知り合いの先生は参加しており、画像を送って頂きました。

画像を見ても分かる通り、薄かったり、白かったり、僕よりかなり先輩の先生方の姿が、、、、、

休日なのに、仕事関連の行事で知識を得ようとする姿勢、頭が下がりますね。僕は学会に参加する意義に、仕事のモチベーションを上げるというファクターがあります。新しい知識を得る事もさる事ながら、先輩方の姿を見て、、、こっちが強いかも、、、

あー行きかかった。この学会の面白い点は、内容が多岐にわたる事なんです。インプラント、虫歯治療、歯周病、入れ歯など専門に特化した学会ではないのです。保存、補綴、外科、対象もDr、DH、DAと医院のスタッフ全員でも参加できるのです。

僕らの世界では会員数を含め、規模が大きい学会です。

来年は必ず、、、、

学会後は毎年、仕事の質が上がります。

おまけ、、、、⇧商店街で作りました。

虫歯治療したのに、治療後もしみる‼️虫歯が残っている訳ではありません‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は虫歯治療したのに、しみる❗️症状についてです。

しみるという事ですから、治療した歯の神経は残っているはずですね‼️ある意味しみて、当たり前なんです。深かった虫歯が、残っている神経の近くまで及んでいた場合は、しみが長引く場合があります。

刺激が神経に伝わりやすいか?だけなんです。また詰め物の材料によっても大きく変わってきます。銀歯は金属ですので、温熱刺激を神経に伝えやすく、しみが続きやすいのです。

この治療は少なくなってきましたが、一時期、とてもメージャーな保険治療でした。

こんな感じで治療した経験ありますでしょ?

型採るやつです。一度は受けた事がある治療ではないかな?

時が経ってもなかなか引かないしみがある場合は、内部の神経の治療の可能性が出てきます。担当医とよく相談して、加療を受けてください。

現在は、こんな感じで歯の色と同じ材料で治療する場合が圧倒的に多いです。

この治療も型を採る方法と、そのまますぐ詰めていく治療があります。

この治療も僕は得意としている治療です。見た目がいいですね‼️耐久性を求めるなら、材質はセラミックや、ジルコニアがいいでしょう。

型どりをすると隣の歯との接触関係が適切に調整できます、その日のうちに詰めていく治療は、接触関係がルーズになりやすく、時間もかかります。

白い詰め物と言ってもピンキリです、セラミックとプラスチックの混ぜたものから、セラミックのみ、ジルコニア、、、、様々です。

白い詰め物を選択するなら、ある程度どんな成分で、耐久性、審美性、ぐらいは予習して歯科医院に向かいましょう。

何度も言いますが、歯医者はピンキリです、能力、技術には凄い幅があるのです。良い治療を受けたいなら、患者さん自身がより賢くなる事が必要なんです。

 

2024診療報酬改定‼️2年ごとに治療費が多少、変化します‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は2024診療報酬改定についてお伝えします。今月から始まりました。

診療報酬改定ってなんぞや?ではないでしょうか?医療現場は毎回混乱します。

簡単に説明しますと、世情を踏まえ、医療を受けた場合の治療費が適切かどうか?を判断して、治療料金を見直す事をいいます。

2年ごとの改訂で、国の医療に関する長期的な方向性が示される訳なんです。

僕は臨床家なので、頭の良いお役人さんが考えた方針に則り、診療するだけです。ただ、実際の臨床とは少々かけ離れた改定も多くあるのが現状です。

僕の診療所は保険外診療の割合が高いので、毎回あまり気にした事がありません。世の中の大多数の診療所は毎月の売上に大きく関与する事にも繋がるため、毎回の改定時は一大事なのでしょう。

僕は保険診療のルール違反だけしないように注意しています。

いつも感じることですが、国は医療を受ける国民に対して診療報酬改定を行う事。それにより医療機関の窓口支払いに多少の差異が生じる事を啓蒙して欲しいです。

2年ごとにこんな改定があるの?知っている人が何人いるのか?

知らないよ、、、、みんな、、、

マイナンバーカードの時もそうではないか‼️

いつも現場を混乱させる。

歯科で処方する薬剤‼️抗生物質‼️僕はマクロライド系を多用します‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

歯科医院で処方できる薬は医科と違い、処方できる範囲が限られています。歯科の場合、痛み止め、抗生物質、うがい薬、軟膏など、、、

消炎鎮痛剤は皆さんご存知、ロキソニン、ボレタレン、カロナールなど聞いた事があると思います。かたや抗生物質は系統も複数あり、総数が多く存在します。

僕はその中でも、マクロライド系をよく使用します。

特にジスロマック、クラリス。

服用のしやすさから、ジスロマックが第一選択かな、、、、僕はこの薬、とても良い薬であると思っています。

他に服用されている薬剤との相互作用も少ないし、使いやすい‼️

最新の研究でもこんな発表がありました。

セフェム系も使います。

一般的な抗生物質です。

私は薬嫌いなのでお薬は飲みませんという方がたまにいる。服用するかどうかは?その方が判断すればいいが、医療従事者を困らせますね、、、

おまじないで治るなら、医者はいらなくなる。

気持ちはわからなくないが、、、、

 

 

 

 

 

 

当院以外でインプラント治療された患者さんでもお助けいたします‼️レスキュー‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️

患者さんの認知度も広告宣伝により広がり、一般的な治療となったインプラントですが、術後トラブル?が発生するのも事実です。

僕は自分の医院でも多くのインプラント処置しますが、自院が休診時にも2軒の歯科医院でインプラントのオペ、補綴を担当しています。

先生の雇用も流動的な医院さんなので、継続して診てくれる先生がいないためである。できる先生、来ないかな?求人難?来ても皆、やった事ない方ばかり、、、

幸いにもその2つの医院さん共に、ストローマンインプラントを使っている。僕が1番信頼を寄せているメーカー、手技も熟知している自負がある。

かれこれ25年の付き合いになる。この町を含め、かなりの症例数をこなしているこれだけ一般的な治療になると、それに付随して術後トラブルも増える。

今やインプラントが骨に根付かないなんてことは少なくなった。インプラントの表面性上が向上したからである。今、1番多いのが、内部のネジの破折や、被せ物の破折である。

簡単にいうと、長年の使用で経年劣化が起こっている。

これは仕方がない事で、患者さん自身で制御できない。

患者さんは一度処置した場所は2度と治療が必要にならないと思いがちである。車でもそうであるが、性能を維持するには何年かごとの車検がある通り、メンテナンスが必要になる。

歯も同じである。

10年程経っているのだろうか?、他院でインプラント処置をした患者さん。インプラント内部で被せ物を留めているネジが折れている。

奥は僕が担当したインプラントである。ネジを探りながら少しずつ機械を進めるのである。

折れたネジを取り出す事に成功。時間の読めない処置なのでアポの取り方が大変である。幸いにも5分もせずに除去できました。

新しいネジを入れ被せ物を新製しました。

メーカーが違うと、ネジ山のカットも違うので苦労しますが、メーカーによっては他社と互換性がある場合があるので、処置が可能となる。主要なメーカーは網羅しているので、他院で処置されたインプラントでも相談して下さい。

インプラントはブリッジに比べ、耐久性は高くなります。

歯科治療のゴールとは❓何をもってゴールなのか❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は歯科治療のゴールとは?学会のタイトルになりそうなぐらい、壮大なテーマであります。

結論、患者さんによって異なりますので、明確な指針はありません。

ふざけるな‼️

と、お叱りを受けそうな結論ですが、僕が25年間臨床を行なってきた感想です。

何をもってゴールとするのか?にもよりますが、患者さんの考えるゴールは多種多様であります。僕の現在の臨床レベルの全てを強要し、遂行できたとしてもそれは独りよがりのゴールとなります。

治療は患者さんの希望を伺い、術者がその希望に限りなく近づける行為である。

元々の歯の状態も様々、術者の技術レベルも、、、様々である。

学会、講習会では術者の思うように処置できたケースが多く提示されるが、そんなケースは氷山の一角である。その他の大多数は何かしらで折り合いをつけた臨床ケースである。

先生によっては、保険治療のようなレベルの低いクォリティーの仕事はしたくない‼️と保険外しか治療されない先生もいる。その方々の医療観に則り行えば良いので、それはそれで構わないと思っている。

歯科治療の真のゴールは、限られた予算の中で、もっている最大の臨床力で、患者さんの要求に限りなく近づけた瞬間ではないかな?

お互いの合意の下、、、患者さん、術者、片方だけの要求に偏ってはいけない。

今後も続けていく。大変だけど、、、

 

歯の解剖学‼️こんな事ばかり大学で学ぶのです‼️歯のマニアです⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️

今日は大学時代の授業についてです。歯の解剖を徹底的に学びます、形、特徴、立体的に歯をイメージできるようになるまで、、、

芸術系の大学のようにスケッチから始まり、石膏棒を切り出しナイフで彫刻するのです。

歯を四方八方から見てスケッチです。僕らは歯の模型があれば、それがお口の中のどこに生えているかを、すぐさま言い当てられるのです。類似している歯も間違えることはありません。

歯だけを専門に勉強した賜物かもしれませんね。

1番左が彫刻する前の石膏の棒です。右に進んでいきます。

石膏棒に多方面から歯の形を石膏棒に書き込んでいく。スケッチが終わったら、切り出しナイフを入れていく。

スケッチの上手さと彫刻の上手さは比例しない。比較的、女子は苦労していた。定期試験の成績の良い女子が苦手と言うので、僕が代わりに作製していた。もちろんバイト代は頂いた、、、、、故に同級生の3倍は作製した。

定期試験の成績はさっぱりであったが、実技は得意であった。

同じ学年に作者(僕)の作品が何個もあったが、点数が違う事があり、採点適当だな‼️先生達❗️と何度も思った。

他の大学の定期試験はわかりませんが、僕らの大学の専門教科の試験は、合格が5〜6人しか出ないのが普通であった

ほとんどが追試になるのである。

試験で儲けているな?といつも感じていた。とにかく試験は厳しかった。

今でもこうして、僕の部屋に記念の品はある。

大事な思い出の品として、大切に保管しよう。

歯の色について‼️元々の歯の色、被せ物の歯の色‼️まさに色々‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️

今日は歯の色についてお話しします。

歯は構造上、白くなく黄色味を帯びた色をしているのが普通です。もちろん白い歯は清潔感があり、健康そうに見え、顔を明るくしてくれます。前歯を治療された方が、思いっきり笑う事ができるので、性格まで変化し、引きこもりがちだったのが、積極的になったなど、、、、噛むことだけでない効果が、、、

だが昨今の美白傾向には、警笛を鳴らしたい。

新庄監督、清原さんの色、僕ら専門家はあの色を選択しませんし、薦めません。

確かに白さの恩恵は受けていますが、人工的で無機質な感じしませんか?

元々の歯の話‼️

こんな歯の色もあるのです。

縞模様、全体的にグレーがかっている。実は僕もこんな色なんです。

テトラサイクリン歯と言います。

広義の薬害だと僕は思っています。

僕ら同年代に多い、風邪薬のシロップに含まれていたテトラサイクリン抗生剤が歯の形成時期に副作用として沈着するために起こる現象。

何段階かのグレードがありますが、こんな場合もあります。

さすがにこの状態ですと、大きく歯を見せ笑う事をためらいますね、、、、心因的にも問題がありそうです。

まずはよく人目に映る、上の歯の治療の検討されると良いですね、治療はホワイトニングでは無理、歯を削り、差し歯を複数本入れる治療になります。

どこまでの範囲を被せるか?はその方の笑い方、お口の周りの筋肉の動きでだいぶ変わっていきます。担当の先生とよく相談する事をお勧めします。