桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
今日はインプラントの被せ物に関して。
先日、インプラントの上部補綴物破折の為、新たに型取りを行いました。インプラントは手入れ次第ですが、他の治療法より明らかに長持ちするデータがありますが、その被せ物は消耗品です。
10年以上前のインプラント、以前の当院では他の天然歯と同じく、仮止めの接着剤で接着していました。現在エビデンスの積み重ねにより、全てスクリューリテインと言うネジ止め式になりました。この事から今後インプラントの被せ物に何か不具合があったら、随時、交換をお勧めします。
もちろんそのままでも問題はありませんが、ねじ止めの方が修理が効くので、新たに新しく被せ物を作製するより安価で済む為、患者さん、僕ら双方にメリットが多いです。
この患者さんも過去に複数本のインプラントを入れており、今回のケースでねじ止めへの変更になりました。患者さんはよく噛めている事、若いうちにインプラントを選択してよかったと盛んに話しておられました。これだけこの治療法は患者満足度が高い治療であると言えるでしょう❗️
インプラントはよく噛める!
定期検診で自分が埋め込んだインプラントが元気に機能していると、処置した者としては、とても嬉しくなります。
本日も僕が駆け出しの歯科医だった頃に手がけた、25年経過しているインプラントケースの方が来院頂きました。インプラントメーカー自体は、当時のアメリカ製から、スイス製メーカーに変わりましたが、経過良好でした。
被せ物は流石に一世代前のメタルボンドでした。まだまだ、使えます。大丈夫❗️