桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
インプラント治療を経験された方でも、実物のインプラントを間近で見た事が無いと思います。封を開けたら直ぐにお口の中に入ってしまうので、、、、
これが実物
一つずつ滅菌されたアンプルに入っています。
1世代前はこれ
グレーな色で表面はゲジゲジしています。
メーカーにより、この表面性状が異なります。共通してゲジゲジ部分が骨とくっつきやすい性状となっており、この違いにより歯が入るまでの期間の長短に直結してくるのです。
メーカーはこのポイントに注力している事でしょう、、、、骨と早くくっ付き、長持ちする、、、
現在、当院でメイン使用しているインプラントは、他社のインプラントより確実に表面性状で一歩リードしている。各社の競争は歓迎に値する。患者さんのためになるならどんどん争ってほしい。
最近のトレンドは表面性状が更に良くなり、ショートタイプインプラントの傾向である。僕は以前から既存骨を最優先に考え、その中でなるべく太く、長いインプラントを推奨する打ち手である。骨のない所になんでもかんでも増骨するタイプではない。人工的に作った骨はあくまで、人工的だ。このスタンスは揺るがないだろう、、、、、
天然の歯に勝るものはないんです。インプラントは最終兵器なんです。できるだけ元々の歯を残す治療を施し、残念ながら抜歯になったら、考えればいいのです。