桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️
患者さんの認知度も広告宣伝により広がり、一般的な治療となったインプラントですが、術後トラブル?が発生するのも事実です。
僕は自分の医院でも多くのインプラント処置しますが、自院が休診時にも2軒の歯科医院でインプラントのオペ、補綴を担当しています。
先生の雇用も流動的な医院さんなので、継続して診てくれる先生がいないためである。できる先生、来ないかな?求人難?来ても皆、やった事ない方ばかり、、、
幸いにもその2つの医院さん共に、ストローマンインプラントを使っている。僕が1番信頼を寄せているメーカー、手技も熟知している自負がある。
かれこれ25年の付き合いになる。この町を含め、かなりの症例数をこなしているこれだけ一般的な治療になると、それに付随して術後トラブルも増える。
今やインプラントが骨に根付かないなんてことは少なくなった。インプラントの表面性上が向上したからである。今、1番多いのが、内部のネジの破折や、被せ物の破折である。
簡単にいうと、長年の使用で経年劣化が起こっている。
これは仕方がない事で、患者さん自身で制御できない。
患者さんは一度処置した場所は2度と治療が必要にならないと思いがちである。車でもそうであるが、性能を維持するには何年かごとの車検がある通り、メンテナンスが必要になる。
歯も同じである。
10年程経っているのだろうか?、他院でインプラント処置をした患者さん。インプラント内部で被せ物を留めているネジが折れている。
奥は僕が担当したインプラントである。ネジを探りながら少しずつ機械を進めるのである。
折れたネジを取り出す事に成功。時間の読めない処置なのでアポの取り方が大変である。幸いにも5分もせずに除去できました。
新しいネジを入れ被せ物を新製しました。
メーカーが違うと、ネジ山のカットも違うので苦労しますが、メーカーによっては他社と互換性がある場合があるので、処置が可能となる。主要なメーカーは網羅しているので、他院で処置されたインプラントでも相談して下さい。
インプラントはブリッジに比べ、耐久性は高くなります。