桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
今日は歯科治療のゴールとは?学会のタイトルになりそうなぐらい、壮大なテーマであります。
結論、患者さんによって異なりますので、明確な指針はありません。
ふざけるな‼️
と、お叱りを受けそうな結論ですが、僕が25年間臨床を行なってきた感想です。
何をもってゴールとするのか?にもよりますが、患者さんの考えるゴールは多種多様であります。僕の現在の臨床レベルの全てを強要し、遂行できたとしてもそれは独りよがりのゴールとなります。
治療は患者さんの希望を伺い、術者がその希望に限りなく近づける行為である。
元々の歯の状態も様々、術者の技術レベルも、、、様々である。
学会、講習会では術者の思うように処置できたケースが多く提示されるが、そんなケースは氷山の一角である。その他の大多数は何かしらで折り合いをつけた臨床ケースである。
先生によっては、保険治療のようなレベルの低いクォリティーの仕事はしたくない‼️と保険外しか治療されない先生もいる。その方々の医療観に則り行えば良いので、それはそれで構わないと思っている。
歯科治療の真のゴールは、限られた予算の中で、もっている最大の臨床力で、患者さんの要求に限りなく近づけた瞬間ではないかな?
お互いの合意の下、、、患者さん、術者、片方だけの要求に偏ってはいけない。
今後も続けていく。大変だけど、、、