桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
上顎のインプラントは様々な理由で下顎に比べて難易度が増します。
①上顎の骨質が下顎に比べて疎である。
同じ骨でも上顎はスカスカな骨の場合が多い。性差もありますが、骨密度の違いがインプラントの定着度に深く影響します。同じインプラント処置でも上顎の場合は下顎に比べ、倍の治療期間を要します。くっつきにくい、、、、
②上顎の骨の厚みが下顎に比べて薄い。
特に奥歯は、直上にサイナス(上顎洞)があるため、埋入するインプラントの長さ、太さが制限されます。多くの場合、人工骨にて骨造成の必要性が高まります。
下顎は長いインプラントを埋入できますが、、、、
上顎は、短くなります、物理的に、、、
インプラントの成功は限りある中で、できるだけ長くて、太いインプラントを入れる事が大切なんです。
この違いが下顎、上顎の違いです。同じ処置でもかなり違いがあります。
親から受け継いだ先天的な部分が大きく関与する気がしている。骨を補填しないで上顎にインプラントができたら、とてもラッキーであると考えて良い。
最低でも骨幅4ミリは欲しい。4ミリあれば、、、