桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
長い歴史の中で新型コロナの発生は世界中の様々な人の生活、経済、システムを変化させました。狭い枠の話にはなりますが、我が歯科界も長い歴史の中での変革の時が訪れている気がしてならない。具体的には白い詰め物の保険適応の幅が増えている、金属の高騰、コンポジットレジンの物性の向上などが絡み合って厚労省が認めている。
金属は一世代前の治療になりつつある訳だ、患者さんの口腔内には金属の詰め物が入っている場合が殆ど、しかし全てのケースが最良な治療にはならない、歯と歯の間にまで及ぶ物については型取りをしてしっかりとした歯と歯の接触関係を回復してあげる必要性がある。又、残っている歯質が限りなく少ない場合は強度の関係で最良とは言い難い。
こんなケースの場合は型取りして間接法にて技工士に任せた方がベストである
当事者ならわかるはずだが、完璧に接触関係を回復するにはテクニックと時間を要する。
噛むところに限局された場合は痛みが無くとも金属以外の詰め物に置換すべきだろう。
こんな感じで、、、、、、
全てにおいて治療の質の問題である。
僕らは患者さんの要望は伺うが、長期的、理論的な観点からその方にとって最良の治療を施したいと思っている。後はメリット、デメリットを御自身で考え選択したらいい。
わかりやすく言うならば、毎日安価な服である程度過ごすのか?多少高くてもしっかりしたメーカの服で長く使うか?患者さんの価値観次第になる。服ならまだしも体に施すの物であるからこそ、よくお考え頂きたい!
保険外のセラミックは型取り材から違います、つける接着剤も、一番重要な適合度も、、、、保険外の診療をたくさんやっていると保険治療との治療の質の違いがより顕著に感じます。
保険治療が悪いと言いたいのではなく、それぐらい治療技術、材料などの違いがある事を患者さんに伝えたいです。