桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
患者さんから治療前の説明で被せ物や詰め物はどのぐらい持つものなのか?と耐久性を質問される。結論から話すと永久に付いている物はない。もちろんより長く使用してもらいたい気持ちで治療していますが、、、
良い材料を使用したら、耐久性はもちろん上がる、データが示している。ただ接着する場所であったり、患者さんによって予期せぬ動きがあれば完璧な接着が困難になる場合もある。
特にインプラントの被せ物は自分の歯を削り被したものより、噛めるため、より強大な噛み合わせの力が毎食、加圧されている過酷な状態である。
インプラントの長期経過は優秀であるが、インプラントの被せ物の新製や修理は絶対に必要となる。
他院でのケースだが十数年前の補綴のケース、カスタムアバットメントとインプラントを繋ぐスクリューがインプラント内で破折していた、まずスクリューを専用のドリルで除去、インプラント埋め込みのオペより大変だわ。
昔の治療とは言えカスタムアバットメントが納得いかない!技工士!
なんだ!この立ち上がり‼️
今は使用していないインプラントメーカーだし、ストックしている既存のパーツもまばらだし、やるしかない!
歯科治療は全て治療痕が残る。僕自身だって偶発的な事を起こしたことはないなんて言えない。だが、そうした事を経験として今がある。
患者さんは医療行為に100パーセントを期待する、当たり前だが、、
医療って本当に難しい仕事だと思う、ましてや命に直接関与が薄い歯科治療なら尚更だと、、、、
一生をかけての葛藤になる。