政府の混合診療拡大方針について

暑い!夏か!エアコンの掃除をしてもらいました。院長栗田です。

いよいよか!との感想です。

難しい決断です。様々な団体から凄まじい圧力など、あったこと

でしょう。

しかし、拡大方針の様です。反対、賛成、双方に言い分はある

でしょうが、僕は、この流れには賛成の立場です。

反対派には、所得による医療格差が生じる恐れがあると。

賛成派には、治療の選択肢が広がると。

歯科は、医科と違い一部混合診療が、認められています。

中には、制約があり自分の目指す治療ができないと、保険医を

辞め、全て自費診療を行う先生もいらっしゃいます。

利権を守る為などで反対ではなく、患者さんを第一に考えないと

いけないと考えています。

患者さんは、安く治療があがれば、それにこしたことはない!

とお考えの方が殆どだと思います。

また、現在の日本の保険制度は世界に誇る素晴らしい制度です。

しかし、制度が全ての患者さんをカバーできる厚みがあるか?

というと、NOです。

その為には、治療の選択肢が限られる、保険診療は、本当に

窮屈なものなんです。

全部を自費診療にするのは、僕には極端だと考えますが、

混合診療拡大にしたことで、保険では、使えない薬や材料

が使えたら、患者さんの利益は、計り知れないかなと。

入れ歯がどうしても嫌だ!の方は、保険診療だと、極論

がまんしなさい!になりますし、入れ歯も嫌だ!健康な

歯を削るブリッジも嫌だ!となると、それしか治療法は

ありませんと言うしかない。

インプラントがあるのに、、、

格差なんて、すでにぼんやり皆、様々、自覚していますよ!

ある事自体。格差社会。

もし病気になり僕には、手の届かない治療費になるなら、

僕は、それを制度上しょうがないと素直に諦めます。

決して制度が悪いからだ!など言いません。

格差は、既にあるのだから。