医療人としての覚悟

風邪に注意!ラポール歯科、栗田です。

歯科医の殆どが開業医となる常識が、近年変化してきた。景気の低迷、

歯科医が過剰に作りだされた?都心部には歯科医院があふれている。

それにつれて、自然と勤務医が多くなります。だから勤務医だって競争

ですよ。きちんと治療できて当たり前、スタッフを指導、牽引し、マネージメント

能力、試される時代です。

しかし、実際はサラリーマンドクターが増えてきています。

毎日指示された事、診療行為を淡々とこなし、定額の給料をもらう。

またプライドばかり高く、言われたことすらできない、指導なんてもってのほか、

自分自身の人間性まで疑われてしまう輩も、存在すると言う。

僕らは医療を生業とする商売だ、医療は日々進化し変化を伴う。

毎日同じ事をしても患者さんによって反応はさまざまだし、結果も違う。

常に学び続けなくてはならない過酷な仕事だ。

ここでもう一度、歯科医になった目的、医療人としての覚悟を思い出して

もらいたい。

先生と呼ばれる仕事に就いているなら、人間性はもとより、尊敬される

立場にいなくてはならないと考えている。

覚悟がなければ、現状維持の退屈な毎日の繰り返しだぞ!

患者さんと何かトラブルがあるから嫌だ、リスクのある処置はしたくない、

変な患者は診たくない!

どんな難しい処置、簡単な処置でも患者さんは、完璧を求めてくるんだよ。

医療行為とはそういうもの。

それに疲れたなら、極論、人を診てはいけないと思ってる。

少しだけの小休止ならいい。登ってこい!