穏やかな日差しがそそいでおります、ラポール歯科、栗田です。
昨日のニュースで受験の話題がありました。私立の名門、開成中学の校門前の取材、
親御さんのインタビューからはじまり、塾の先生の応援、インタビューへと。
大学でも全入時代など、少子化の影響もあり、一人にかける教育費は増えているの
ではないか?
最近、様々な理由から歯科医になりたいと志願する学生さんが激減している。
昨年より医院のポストには、様々な歯科大学から、御子息にうちの大学どうですか?
的な資料が送られてきた。気になり読んでみると、どの大学でも定員割れだ。
その殆どが、値引きに走り、卒業するまでの費用が安くなっている。
もう卒業してしまった僕には、僕の時でもこの値段でよかったのではないか?
と、、、、、それだけ大学側も生き残りに必死なんだろう。
もちろん大学側だけでなく、厚労省の見込み違いも多分にあるだろう。
歯科医の殆どは開業する。この結果、町に歯科医院が溢れる原因にもなった。
厚労省の見込み違いで歯科医になれた僕としては、あまり大きな事は言えないが、
母校がなくなってしまったりしないか心配である。
なってみて感じたが、歯科医業はやりがいのある素晴らしい仕事だ、ただ現実的に
志願者が減っている状況を考えると歯科医と言うブランドは完全に失墜し、労働の
割に収入が少ない事が、学生さんにも理解されているのだろう。