桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます.
歯を失った後の第一選択に、インプラント治療を選択される方が増えました。僕の時代の授業には、インプラント治療を学べる授業はなく、卒後、自分自身で勉強し技術、知識を習得し、現在に至る。
これだけ患者さんにインプラントの認知度が高まったのは、CMや書籍の特集などの影響が大きいと思われる。
TVのCM
だが、ここで忠告をしておきたい!
何でもかんでもインプラントは、間違えです!
インプラント治療は、歯を失ったどんな場所でも治療可能ではあるが、部位によっては他の方法がよりベストな場合がある。
これを知って欲しいのである。
自分の失った歯がどこでの場所であるかによって変わってくるのである。
❶失った歯が下の奥歯
インプラントが第1選択で間違いない。◯
❷失った歯が下の前歯
前から2番の歯は骨が薄く傾斜が強い。大方は◯
❸失った歯が上の奥歯
解剖学的に骨が薄く、副鼻腔と交通する可能性が高い、骨を増加させる処置が必要な場合が多い。◯or△
❹失った歯が上の前歯
解剖学的に骨が薄い、骨の傾斜がきつい、噛むことだけでなく、見た目(審美性)を大いに求めれる部位である為、歯周組織を回復する処置が必要。△
今やインプラントは製品の改良が進み、処置初心者でも骨にくっつく様になってきた、ただ、歯を失った場所により、他の処置の方が、安価でメリットが多い場合もある。
失った歯の場所により、最適な治療法の選択をしてもらいたい。
インプラントは、失った歯を補う何種類かある治療法の一つである事を、、