2025年 1月 の投稿一覧

人の下顎はこんな感じです‼️図は模型です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は解剖学的考察を、下顎です。歯は一本一本骨に植わっています。この骨の上に薄い赤色の歯茎が絨毯のようにカバーしています。

皆さんが歯周病に罹患すると歯茎が下がった❗️とお話になりますが、実際は歯を支えている骨が、細菌により減ってしまう病気なんです。赤い歯茎が下がったように見えますが、、、、、実際減少するのは骨よ、、

青い印の場所が顎関節、音がなったり、お口が開きにくくなったり、顎関節症の発生場所です。口を開けるとガリガリ、カクカク、カクッという音が、、、

赤印はオトガイ孔、神経の出口なんです。

下顎骨には口腔内を掌る様々な神経、血管が走行しています。この解剖学的な知識がないとインプラントなどの高度な治療は難しくなります。

特にインプラント治療は、この神経、血管とのせめぎ合いになる事が多く、注意が必要です。この関係性の正確な診断には、レントゲン検査が重要です。

僕らも医科の先生同様に献体を使用し、勉強の為、解剖させて頂く授業がありました。今となっては、もっともっと真剣に取り組んでおけば良かったかなと後悔の日々、、、、、解剖学の重要性の再確認。

解剖の授業が始まってからがより一層、医学の道に進むんだな!と再認識した記憶があります。

僕が最近の治療のメインとしているインプラントはこの模型の如く、骨を削り、チタン製のネジを埋め込み、歯を作る治療なんです。

今やとても安全に治療ができ、信頼性の高い治療となっています。インプラント治療は処置する先生の経験値がとても大切な治療です。経験豊富な先生を選びましょう。

歯科治療は、なんでも研磨が大切なんです‼️僕らは手が熱いけど、、、‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯の治療は磨くに始まり、磨くで終わります。虫歯、歯周病の予防には歯磨きが必須ですし、詰め物が入る時は研磨をしっかりしないと食べかすが治療した所に停留します。歯石をとった後も歯石の再着を防ぐために歯の表面を滑沢にするために磨きます。

僕らの歯科治療は研磨する時間がとても多い傾向にあります。

↑研磨に使う道具の一部。これ以外にも沢山あります。

使う材料によりそれぞれ違います。入れ歯なら、金属なら、セラミックなら、、、、、これと、使い分けています。

研磨の大敵は発生する熱と削片です。メタル研磨の時など油断してると発熱して火傷しますから、削片は感染する可能性のある廃棄物、女の子が診療室でシューと風かけて飛ばしているのをよく見かけますが、もってのほかですよ。大概の医院さんでは普通に行われていますが、僕には意味がわかりません。歯科の由々しき悪行ですよ。当院ではもちろん患者さん、従業員の健康のためにも掃除機のような物で吸い取りながら、研磨しています。当たり前です。

他院勤務の時は自前のボックスを自前で買って、削片が飛び散らないように使っていますが、、、、、

高価なレントゲンや機材を買うより、大切なことではないかな?他の機材に比べたら、大した費用じゃないでしょ?なぜケチる医院さんばかりなのか?

これも院長先生の考えにより変わってくるのかな?、、大事な事ですし、僕には当たり前の事ですけど、、、

ここがダメだよ、歯科の悪い点。

これから勤務したいと求職希望の先生方は、こういう所を細かく見てるんです。この診療所で長く勤務するか?しないか?を、スタッフのレベルも含め、今の若い先生は基本、進言やアドバイスをスタッフや先生にしませんよ!積極的には、、、、

僕ら医療従事者は良い治療をしたいなら、絶対に引けないラインがあるわけです。僕は未だに医院やスタッフへの要求は多い人です。なぜなら、患者さんに良い治療を施したいから。

ただそれだけなんです。スタッフからうるさい先生、めんどくさい先生、と言われて結構。僕は患者さん第一主義でありたいから、、、、

僕の周りのチーム栗田は、皆、僕のこの気持ちを理解している、最強メンバーですから、、、いつもありがと、、

エビデンスに基づいた、最新の歯磨きの仕方について⁉️必読‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます。

最新の歯磨きの仕方、最大のポイントは、歯磨きの後、歯磨剤を軽く吐き出す程度に留める事、お口をゆすぐ場合は少量の水で一回のみにする。

歯磨きの回数は就寝前を含めて、1日2回以上の歯磨きを行う事!

これが最新の歯磨きの回数、方法の様です。

市販の歯磨き粉にはフッ素が含有されているので、そのフッ素の効果を最大に発揮させるという事なのかな?ゆすぎすぎない、、、ポイント、、、

2回以上、僕は3回磨きます。お昼の後も必ず磨くので、、、、

その時代の歯磨きのやり方は度々、変化するので、一体何が正しいのか?歯科医の僕自身でも、???になることもしばしば、、、

昨日も休日診療していると、13歳の中学生に、先生?朝起きたらすぐ歯磨きするのと、朝食後するのと、どちらが正しいの?との質問された、、、、

とてもいい質問だね!

と褒めた後、細菌が1番多くお口の中にいるのは起きた直後だけど、先生は朝食後に歯磨きしていると答えた。

都内の様々な場所で診療をしていると、同じ東京都内でも、口腔内の疾患にはとても差異がある事を感じる。桜新町は圧倒的に虫歯の数が少ない、、、、下町のスカイツリー周辺は、歯を抜く治療がまだまだ多いし、虫歯も多い、、、、

つくづく、疾患には地域性がある事を身をもって体感する。

 

僕らの世界は独特です‼️当事者は自分は普通と感じているようだが‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯科の世界に入り、まずびっくりした事、公立の小、中、高校と育ってきたが、なかなか出会ったことのない人が極めて多いな❗️と言う事でした。親族に医療関係者は誰1人おらず、この道に進みましたが、大学に入りその事に驚き、この歯科の世界でやっていけるかな?と何度も感じました。

ずばり、生活レベルの高い家庭に育った方の多さと、プライドの高さです。

元々、医療関係の家庭に育ったからか?幼少期からの洗脳?教育?なのかな?当人にとっては医療従事者になるのは当たり前であっても、僕には青天の霹靂と感じる立ち振舞い、発言、、、

良くも悪くも、おぼっちゃま、お嬢ちゃま、、、、、子は親を選べないし、仕方ないが、、、

歯科医院に勤務してからもそのプライドの高さはそのまんまであるので、公私共に付き合うのが大変になるケースが多々あった。何年経ってもその傾向は変わらず、いかに幼少期の親の躾、教育がその後に影響するかをいつも感じていた。

ましてや、国家試験をパスした有資格者、そんな先生達の指導、教育は極めて難しいんです。プライドが勝る、自己中心的な考え、、、、変わらない、、、

歯科は治療痕が明確に残ります。プライド高くても治療結果をきちんと出してくれるなら何も言いません、僕は、、結果も出してないのに、、偉そうな先生方が山ほど、、、、これが現状ですよ。

問いただしても言い訳ばかりで、、、機械が、、スタッフが、、自分を省みる事はないようです。

そんな方々を指導するには圧倒な診療スキルと論破する豊かな知識がないと、聞かないでしょう?

だからこそ僕はスキルと知識を欲し続けていると言っても過言ではありません。

また他院勤務で、後輩の先生が増えそうです。素直で謙虚な方ならいいな、、、まぁ、そんな方いないか、、この世界、、、

アドバイスしても変わらないドクターばかり、そのまま実家の診療所に戻り、なんとなくやるんでしょうね、、、、もう少し、人間の徳を積む事を考えている方に多く出会いたい。

歯医者である前に1人の人間ですからと、必ず、初めに話すようにしている。

時代が変わっても、いつもこんな比率で存在する。大多数の先生、いなくならない、ずっとこのままだろう、、、

 

現在の僕の診療を作り上げて頂いた大恩人、天井先生‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

定期的ににチェックしているブログがある、歯医者になりたて、駆け出しの頃に色々ご指導頂いた天井先生のブログ。内容的にも好みですし、彼女の近況を感じ取れることができるのが理由の一つである。

youtubeも始められて精力的に活動されていましたが、まさかの病に付しているとは、、、

画面ではお顔も多少やつれ、さぞかしお辛かった事が想像できました。

本当に精神的にも気持ちが前向きでお強い方です。

病床から力強く復活するとの言葉、、、さすがです、、

この方には歯科治療の全てをスパルタンに教えて頂きました。親族に歯科関係者が皆無の僕は、現在の僕の医療観であったり、診療に向き合う歯科医師としての心構えを教えて頂いた大恩人です。

とにかく、怒られました、毎回、診療所に着いたら、トイレで吐いてしまう事が習慣に、、、、何してるんや!栗田くん!と言われると、ドキッ、、、

ほとんどの先生は、一週間で辞めていく場所だったみたい、、、スタッフ談

とにかくパワフル、言葉も強めでハッキリ物事を話される方なので周りには誤解される方が多くいましたが、内面はシャイでとても女性らしい面を持ち合わせている女性です。自宅にお招き頂き、手料理をご馳走して頂いた事も、、、

ドラマになりそうな天井先生の歯科医師人生も含め、僕の人生の中でも彼女との出会いは衝撃な思い出です。

セミナーもされるぐらいの有名な先生ですので、影響を受けた先生方は沢山いると思いますので、僕の声など届かないと思いますが、陰ながら復活を待っています、、、、、

8020運動は成功しました‼️これからは予防の時代の到来です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます。

80歳で20本の歯を残す目標は、大方、達成されました。

これからの歯科医が患者さんに啓蒙普及しなくてはならない事は予防です。

予防?とは虫歯、歯周病に罹患する前に防ぐ事です。

未然に防ぐこと、それには痛みがなくても定期的に歯科医院を受診して、いくつもの検査を行う事が大切です。

痛みがない時に歯科医院を受診する患者さんの行動変容が必要になります。

ここが最大のポイントです。

海外のように歯科医治療費が高額だと、予防の意識は否が応にも備わりますが、日本は国民皆保険ですので海外の10分の1で治療できちゃうから、、、、

症状が出ないと皆さん、なかなか受診されませんから、、、、

日本になかなか予防の観点が根付かないのは、制度上のことが多分に関与している気がします。

僕の開業している桜新町は、予防の意識が高い方々が多い地域なので、リコール率は大変高いです。

だが、もう一歩飛び抜けたい。

地道に、患者さんと向かい合い、デンタルIQをより高めていく。

 

 

 

インフルエンザ予防にブラッシングは有効です‼️相関関係あります‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます!

インフルエンザが猛威を振るっています。罹患してしまったら他人にうつさず早く治す事、かからない様に常日頃から予防する事が大切です。

歯科医の立場から提言をするならば、口腔ケアの徹底により、口腔内細菌を減少させるとインフルエンザ罹患率が減少する相関関係が報告されている。

ブラッシングをよりしっかりして、お口の中のバイキンを減らす事が大切。

唾液には、ウイルスの侵入を防ぐ働きがあります。ガムを噛んだり、しっかりと咀嚼する事を心がけて唾液を多く出す事が大切です。これも立派な感染対策です

緊張、ストレスも溜め込みすぎると、唾液分泌量を減らすので、注意が‘必要です

基本は毎日の手洗い、うがいです、最近、疎かになっていませんか?

注意!

全身麻酔の手術を予定されている方、事前に歯科医院での口腔内チェックが必須です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

最近の歯科治療のトレンドは、医科歯科連携、摂食・嚥下、マイナンバーカードによる受診、、、、

全麻のオペには上記の装置を使用します。この装置を使う限り、お口の中の細菌を気管から肺に送り込む可能性もある。

誤嚥性肺炎❗️❗️のリスクが、、、

歯周病でグラグラしている歯は抜けてきたり、差し歯がとれたりする可能性もある、偶発症予防の観点から、全身麻酔のオペ前、歯科の受診が必須になってきている。

最近は医科の先生、もっぱら麻酔科からの依頼が多くなった。とてもいい流れだと考えている。

医科の先生に口腔内の重要性がより理解頂けたのは、患者さんにとって有益な事である。

近いうちに摂食・嚥下に関して、学術的な事柄もお伝えしたい。