桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
今日はスタッフ教育に関して、子育てでもそうですが、人が人を育てる訳なのでなかなか思ったように人は育ちません。僕も年々歳を重ね、アルバイトスタッフとは20歳以上の開きがありますし、現代の若者の考え方、行動にギャップを感じる事もしばしば、、、、
若者でなくとも、その方の生い立ち、元々の性格、血液型、家族構成、住んでいる地域、学力レベル、など様々な要素により人それぞれ、、、、最近、つくづく感じる様になりました。
患者さんからの電話、次回は前回よりも時間がかかると伝えられたが、治療をしっかり受けれるか?心配との電話、、、、、、
スタッフ、次回は今回より更に時間はかかりますし、痛みの無いように麻酔も使いますと、、、、
合ってる❗️確かに❗️嘘行っていない、、、しかし、患者さんがわざわざ電話をかけてきた真意を理解してみたかな?
患者さんは前回の治療時、凄く頑張ったんだと思います。人により頑張りの時間、内容は違えども、、、、
相手が心配になり電話を頂いた真意をより考えたら、まず、何が辛かったのか?時間なのか?痛みなのか?などの理由を伺うべきだったのではないでしょうか?
治療ですので謝る必要はありませんが、聞いてあげることは必要だったし、仕事のできる君ならそこまで想像できたのではないかな?
その患者さんは問診の段階から、基礎疾患を多数持ち、様々な薬も服用している方、お体自体も非常にデリケートになっている。
僕らは事実を伝えることも大事、しかし人が人を診る仕事である。他の仕事より相手の立場、気持ちになり伝えていかないといけない仕事と考えている。
スタッフには伝えてくれた事はありがとう!と言ったが、今後のアドバイスとして考えてみて!と付け加えた。
僕は様々な診療所で仕事をしている、場所は変われどやる事は同じ歯科治療、常に自分はさておき、患者さん、相手の気持ちになる事。
これ医療でなくて、通常の社会生活を営む上でもとても重要❗️
自分が勝っちゃうのかな?わかるけど、我慢しなきゃ、医療は極論、自分を犠牲にしても相手の事を考えて行う職業、奉仕の精神だよ‼️
最近のコラムを読んだ。以前はあった医療倫理であったり、基礎系の医療概論の授業がことごとく消滅している大学が多いそうである。1年次から専門教科が入るカリキュラムが流行りの様である。
理系脳ばかりでは、真の医療はできないよ‼️医療は理詰めだけではない、、、
若い先生には警笛を鳴らしたい。