2024年 10月 の投稿一覧

親知らずの難抜歯‼️歯科治療で1番敬遠される治療です⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は皆さん大嫌い、親知らずについてです。親知らずは20歳前後に生えてくる、1番最後の永久歯となります。真っ直ぐに生えてくれば問題となる事はないのですが、大抵は曲がって生えてくる事が多い歯です。

親知らずの抜歯は歯科治療の中で、1番大変な治療となります。麻酔の量も虫歯の治療とは比べ多く使用しますし、術後の腫れや痛みも全くないとは絶対に言えません。その為、術者の技術の差異が術後に顕著に現れる治療になります。

以前から指摘されていた親知らずを処置しようと、一大決心、賢明な判断ですが処置する僕らも、患者さんも大変な治療です。

僕は外科の専門医ではありませんが、他院でもインプラント手術や難抜歯を担当しているので、親知らずの抜歯を大学病院に依頼したことはありません。ラポール歯科で処置可能です。

歯科治療全体でも親知らずの難抜歯は、患者さんの術後ダメージが大きくなる傾向の強い治療となりますので患者さんの心の準備も必要かと、、、

抜歯もインプラントも処置が早いと上手いみたいな風潮がありますが、違います。いかに患者さんの術後の腫れや痛みを少なく抜くか?が重要なんです。早さだけを求めたら、埋まってる親知らずの周りの骨をガンガン削ればいいわけですから、、、僕らには簡単なことですが患者さんにとって骨を削れば削る程、腫れや痛みが増すのです。

難しい治療になればなるほど偶発症の割合も増加します。これが医療の定めですね。

医療従事者の患者さんが多い‼️緊張しますが、、嬉しい事です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

当院の患者さんには、医師、薬剤師、同業者の歯科医、歯科診療所のスタッフの割合がとても多い気がしております。土地柄?

僕らはカルテ作製の為に大切な個人情報としての保険証を提示して頂く機会があり、その方々のパーソナリティを知る機会が多くなります。もちろん、スタッフ達には業務上知り得た個人情報は他言無用としなさい!と強く指導しております。

極論、息子の幼稚園時代の友達や親御さんが来院しても僕は家庭で話しません。そのぐらい、僕は注意しています。

医療従事者であるならば、医院を見る目は厳しくなるのは当たり前と考えています。お蕎麦屋さんなら、他のお蕎麦屋さんの質やメニュー、より気になるでしょう?

これは、医院側としては医療従事者からも評価して頂いている証であるのかな?と感じています。

先日も僕が歯科医になりたての時に色々とお世話になった医療関係者に来院頂き、後日、今後の治療のお願いと医院の高評価のお手紙が届きました。

同業者やそのスタッフ達の治療を任されるのは選ばれ感があり、光栄な事だとつくづく感じております。

僕の治療をうけて地域の方々に歯医者ならラポール歯科さんだよ!と伝わる口コミがあるとしたなら、感動だし、よりそうした人々が増えたらいいな。

インプラントの被せ物はネジ止めが主流です‼️穴の部分からネジをしめます‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

この被せ物、穴あいてない?噛むところに、、、、

実はこれ、インプラント のセラミックの被せ物なんです!この穴あいている歯が、直接インプラント とネジ止めされるのです。穴の内部にはネジが入っていて、ドライバーで締め上げてから穴を埋めます。

自分の歯の被せ物みたいに接着剤で接着していた時代もありましたが、現在は全てネジ止め‼️

僕のインプラント歴は25年程になります、あの頃よりずいぶん変わりましたよ製品もエビデンスも、、、

インプラント治療を初めた頃は、アメリカ製のカルシテック社を使用していた、その頃の患者さんが開業してからも遠方から来て頂いている。これが僕の1番長く管理させてもらっているインプラント になる。

職場が変わった事もあり、ストローマン社製に変わった。これが現在当院で使用するスイスのインプラント だ。これが僕の中での1番多く使用したインプラント になる。

ジンマー社もストローマンも世界4大インプラント メーカーになるので安心です。後は皆さんご存知、ノーベルバイオケア、アストラテックです。

古い資料ですみません。↑

これらのインプラントをお考えの患者さんは、より安心感がありますね!症例数が多いですから。もちろん他にも信頼していいメーカーはありますが、、、

後は術者の経験数と環境が整っているかどうかですかね!僕よりも歳上で貫禄がある先生でもインプラントを処置した回数が乏しい先生、なんて山程いますから注意が必要です‼️

インプラントは使用するメーカーと術者の経験がものを言う治療になります⁉️

インプラントは容易く処置できるのものではありません‼️経験がものを言う治療です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

かれこれインプランント治療を始めて25年以上が経つかな、同期の中でも打ち込んだ本数、オペに入った件数は同窓生の中ではトップだと思っている。

環境に恵まれた。勤務していた院長が良くも悪くも放任主義だったためだ。僕が院長なら、こんな若造にインプラント、躊躇してしまうと思う。そんなこんなで大学の講義で存在しなかったインプラントに、歯科医になりたての頃から携わることが可能となった。

最初の10本までは異常に緊張して処置していた記憶がある、他院さんに出向き、自分の勤務が休みの日まで無給アシストにつかせてもらい、経験を積んだ。尊敬する先輩の技術をひたすら盗みまくった。

体はギリギリの状態であったが、3年間全く休みなく働いた。

とにかく必死であった。

 

最初は勤務先の院長の意向で、アメリカ製のインプラントを使用していたが、現在はスイスのストローマンとジルコニアインプラントのZ−systemになる。

ストローマンは最近はボーンレベルインプラントしか使用していない。

 

最近のインプラントは以前に比べ骨との結合が早くなってきている。補綴についても今やスクリューリテインと言ってインプラントに直接ネジ止めが主流。そのどれもが最新のエビデンスを反映しての事である。症例数が多いと、この流れを組んで将来的には被せ物だけかえるケースが増えるのかな?と感じている。これも医療である。

今やインプラントは歯を失った治療法に確実に組み込まれている。患者さんには体に入る物だし賢い決断を望みたい!

歯科大学ではどんな勉強をするのでしょうか⁉️彫刻家みたい‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

歯科大学ってどんな勉強をするのか?についてお話ししましょう!僕らの頃は1、2年生の時は基礎といい殆ど高校生の延長みたいな授業であったようです。語学でドイツ語があった気がします。生物選択であった僕には、この2年間が本当に苦しかった、、、、多分これを読んでいただく同業者の皆さんは、

は〜意味わかんない。この人何言ってんのだろう。だと、、、、医学部崩れの方なんか試験前は全く勉強していなくても余裕で通過していた、、、

3年からは段々と臨床系の専門教科が増えてこんな事もやった。⬇️

さて皆さん、これはなんだと思いますか?

歯型彫刻といい、実際の歯の形と瓜二つに切り出しナイフで石膏棒を削って行く授業なんです。まさに彫刻⁉️ 芸術学部か⁉️

前歯っぽいでしょ!最初は上の図の一番左のただの棒なんですよ。女の子は苦手な人が多かった気がします。

奥歯です。

まだ捨てられないので記念にとってあります。万が一、子供も同じ道に進むならその時に競いたい。

この頃から少し自信がついてきた気がします。歯医者は手先が器用でないと話にならないなと、、、、、とにかくどんな実習でもやれるかな?と言う気になりました。

歯医者は手が動かないと話になりません。手が動いてなんぼです。

僕らは職人です。

歯科治療の可能性を正しく説明し、患者さんに選択して頂く‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

世の中には様々な歯科医院がある、先生に至ってもピンからキリまで存在する。

それぞれが一国一城の個人経営者である以上、その方々の治療方針に意見するのは余計なことかもしれない、だが果たして歯科医療サービスを生業にした場合、他の業種のサービスと同じ提供でいいの?と疑問符がつく。

そこには医療サービスの特殊性があるのではないか?

うちの医院は、この治療がBestであると考えるから、これに向かって治療する方だけでいい!は本当の医療かな?先生のこだわりや良い治療をしたい!と言う思いは多分に伝わるが、、、

医療サービスとして適切かな?

僕だって患者さんの気持ちに寄り添いその方々にとって最良と思われる治療法を提案しても患者さんに選択されない事もある。

僕らは保険医でもあるため保険内外を含め患者さんにいく通りかの治療を説明、提案する義務があると思います。その中から患者さん自身がその患者さんにとって現時点のBestな治療法を選択すればいいのです。

学術的に正しい事を行なっていても、それしかないニュアンスで治療を行うのは、その先生のエゴだと思います。

自分自身、Bestな治療法が選ばれなくとも、材料や保険制度の中で出来る限りの治療を施していくのが、プロの歯科医ではないだろうか。

インプラント推しな歯科医院さんが多い気がしてならない、インプラントは良い治療であるが、欠損補綴の選択肢はブリッジ、入れ歯もある。

メリット、デメリットをよく考え、選択されるべきである。

抜歯について‼️僕の歯科医院は圧倒的に破折が多いです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は抜歯の原因についてです。親知らずならまだしも、抜歯は患者さんが避けたい治療のトップに君臨するかと、、、、

一番最近のデータなのかな、、、これを見て率直な感想として、歯の破折が少なすぎるなと、、、僕の診療所はこのデータの通りではない。地域的に歯周病、虫歯の罹患率が圧倒的に少ないので、、

歯の破折とは???これです。↓

スジが縦に入っていますでしょ?

歯茎の中の歯の根っこが割れています。詰め物、被せ物は被せた時と何ら変わぬ姿で機能しているのに、、、悔しい。強い症状もない場合が殆どである。

患者さんは突然、歯が割れてる、抜歯の必要性の宣告‼️

❓❓❓   ですよ。

歯は割れたら、残念ながら抜歯なんです。

どうしたら?防げるの?

様々な要素がありますが、歯の神経を極力残す事‼️神経がないと歯は割れたり、欠けやすくなるのです。強度がどんどん落ちていくのです、

歯科医にもレベルがあり、考え方も様々です。神経を取りましょう!と簡単な説明で済まされないようにしましょう。先生!なんとか、神経残りませんか?と伝えてみるのも良いのかと?どうしても難しいケースもあるのでしょうが、、、

キャリアを積めば積むほど、抜歯をしない治療を実践している自分がいます。

誰だって、歯、抜きたくないですから、、、、、

なぜ僕らは仮歯を入れるのか⁉️きちんとした意図があるのです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

本日も秋晴れですね‼️世の中は連休との事、僕は祝日とか関係なく働き、連勤中でございます‼️

今日は仮歯について、

奥歯ならまだしも前歯なら、削ったままお帰りいただけないですよね?見た目が、、マスクで隠してという事も無くなった。神経が残っている歯ならしみるし、最終の歯が入るまで、しみないように。

ただ仮歯はプラスチックでできているので、強度が不足しています。僕らが治療時にとったり、つけたりしないといけないので仮付けの接着剤でおつけします、そのため、どうしてもはずれやすくなります。

この他にも仮歯には、とても重要な目的があるのです。歯肉圧排と言い、被せ物との継ぎ目にある歯茎の盛り上がり(増殖)を抑え込む役割です。歯茎は力で押し付けていないとモリモリと見境なく盛り上がってくるのです。肝心な型取り時にこの増殖があると綺麗に型取りができないのです。型取りが不備ですと、もちろん出来上がった被せ物の精度もビックリするぐらい変わるのです。

この辺りのこだわりはきっと患者さんには分かり難い違いかと、、、、僕はこの過程をとても重要視しています。医院によっては歯を削り、即日に型を採るでしょうが、僕は絶対に採りません。仮歯で歯茎を整えてからになります。

何でも同じですが、この何気無いひと手間が、審美性、耐久性につながるのです。歯科医なら絶対にわかっている事なのですが、この必要な過程を飛ばす先生が多いのが実情です。

仮歯1つでもこの様に、きちんとした目的やこだわりがあるのです。どれだけ自分自身の仕事にプライドを持ち、きちんとした工程で仕事をするか?は歯科医それぞれです。患者さんにはまずわからない過程ですし、、、過程を飛ばしても、、、

これがいつも話している、歯科医には様々なレベルの先生がいる事に繋がるのです。

おかかりの先生はプライドを持ち、仕事をされていますか?参考までに、、、