2024年 10月 の投稿一覧

セカンドオピニオン‼️僕らの世界の不文律は完全に崩壊している‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

仕事が立て込んでいております、最近多いのが、引っ越しをされたり、仕事の都合で、僕の医院以外で歯科受診し、僕の所へ再び戻って来られる患者さんが続いております。

お二人ともども、顎の骨が溶けてる!と言われた様です。不安顔、、、

確かに医療的にはその表現は分からない事はないが、説明を受けた患者さんはさぞかしShockを受けた事だろう。

早速レントゲンを撮るが、そこまでの骨欠損は感じられない、前医から提案された抜歯は防げると判断する。状態はベストとは言えないが、加療すればまだまだ何年か、ご自身の歯を使ってもらえる。

こんな時は説明をいつも以上にしっかりするようにしている。最近、僕らの世界の不文律を破りまくる歯科医が増えて来ていると感じている。

それだけ、患者獲得に必死なのだろう‼️奪い合いか?

僕らの時代は同業者同士の患者さんの奪い合いなんてもってのほか、お通いになっている先生がより今後の処置をやり易い様にお返しするものであると教育されてきた。

口腔内状況は正確にお伝えしなくてはならないが、患者さんを過度に不安にさせ、早期の治療を煽るなんてことはなかったが、、、、

極論、ダメで悪徳歯科医は淘汰されるべきだ、それにはもっともっと患者さん自身、良い歯科医であるか?を見極める目を持たなくてはならない!しっかりした技術、知識を持った歯科医であるかを!口ばっか上手な歯科医も結構見てきましたよ、、、、

自分の要求通りを叶えてくれる何でも屋、歯科医が、良医だと限らない‼️

間違っている事は間違っている!と言える歯科医でありたいと僕は考えている。

歯科医院の営業スタイル‼️今やしっかりした経営がより必要な時代です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

全国の歯科医院の状態についてです。コロナ終焉後、人々の生活様式、行動は以前の様相から随分と変貌を遂げました。だいぶコロナ禍以前に近い形に戻りつつありますが、完全に回復する事はないでしょう、、、、

最近よく言われているのが、歯科医院の多さです。❶を見るとコンビニより多いことがわかります、よく見てみると僕が開業した頃から多かったのですね、、あの頃は全くこんな事を気にする事なく開業しました。若さでしょうね?歯科医は大学病院で生涯勤務する先生は本当に一握り、皆40歳までには大体開業に踏み切ります。桜新町も歯医者だらけですね、、、、

次に❷、これは厚労省の試算ミス、歯科医を作りすぎましたね、、、、未来予想は難しいとは思いますが、このぐらいの試算で国は検討がついたのではないか❗️現在医師不足が叫ばれていますが、歯科医を過剰輩出した影響か、厚労省は慎重です。

医療の目覚ましい進歩により国民の寿命は伸びています。それに伴い医療費は年々膨張の一途を辿っている、それに比べて歯科における医療費の分配率は平行線、増えてはいない、困ったものだ、、、、❸より。

❹では歯科界の市場規模を示している。虫歯は減ってきているのに、歯医者は増える。歯科医の立場的には虫歯減少は喜ばしい事ではあるが、経営的には、、

❺ではここ最近の開業状況、競争激化は深刻の様で、明らかに減少傾向。大きな法人格の医院さんで長く勤務医をという若者が増えたのかな?ただ、歯学部卒の多くは歯科医、医師のご子息であるので、この先はどうなるのか?不明。テナント開業なら8000万以上かかる、初期投資を回収できる職業ではなくなっている。今や歯科医はなりたい職業ランキングも上位に位置する事は無くなった。歯学部の新規入学者も定員割れする大学も多数ある。

今や歯科医院は、完全なる二極化である。親が開業医、裕福でないと、、、、、僕なら今の時代開業しない。相当なアイデア、知恵があるのなら別ではあるが、、、、地方都市なら、、、、田舎で、、、、

しんみりした話が続きましたが、僕の診療は続きます。悲観していても何も生まれませんし。僕はただひたすら正しい診断をつけ、どこよりもきちんとした治療を続けて行くだけです。歯科の神様、僕の生き様をしっかり見ていてください。

地方に行くと大きな交差点に、デカデカと歯科医師自身の写真の看板を多く見かける、その看板を見る度に、この先生、恥ずかしくないのかな?と思う。本日、そこまでの大きな看板ではないが、歯科医院の入り口に大きな歯科医師の写真が、、、、凄い、、、少し歩くと歯科医師の写真がプリントされた幟が、、、

昼ご飯を共にしたスタッフから、先生もやったらと、、、複雑な気持ちである。

全身疾患で唾液分泌量が減少‼️虫歯、歯周病が多発する‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

全身疾患と口腔内が密接に関与してる事、様々なエビデンスから証明されている。糖尿病と歯周病、唾液と虫歯、歯周病との関連性など。

全身疾患で全身麻酔を使う手術の際、歯科の受診を麻酔科医から促される様になった、口腔内の清掃をして口腔内細菌の数を減らし、合併症を予防、全麻で使う器具での前歯の負担が可能かの判断をする。

ここ最近の出来事である。はっきり言って遅すぎる感はあるが、、、、

患者さんにとっては良い事である。

シェーングレン症候群を発症されている方の治療用の仮歯である。

シェーグレン症候群とは、免疫のバランスが崩れることにより、涙や唾液を産生する涙腺、唾液腺などの臓器を攻撃し、ドライアイ、ドライマウス、を主にきたす病気である。

口腔内では、口臭、虫歯、歯周病を引き起こします。

出来るだけ歯質保存をしてきたが、唾液分泌量が減少、虫歯が多発するので、毎回の治療で部分的な詰め物だらけになり、見た目的にも歯質的にも限界がきた。唾液分泌量が減るだけで、こんなにも虫歯が多発するものなのか❗️と教えて頂いたケースでもある。

全てを覆う、クラウンにする。

今回のケースの様に、全身疾患が口腔内の病変に関与している事は多々あります。完治を目指したいところですが、病変の進行スピードが半端ない場合もあり、現状維持がやっとの場合がほとんどです。そんなケースの場合、僕は月一で毎回、僕がチェックしています。

歯周病でも様々なタイプがある事を知ってもらいたい。タイプにより、通院回数、内容も異なるんです❗️月一で来院する僕の患者さんは、皆さん、難治性のタイプの歯周病である。ホームケアも協力的、、、、、意識の高い方ばかりで、治療にやりがいがあります。治療に協力的ではない方でもしっかり拝見しますが、、、、僕だって人間ですから、、、、、、、。

人が人を治す仕事。お互い歩み寄って、最大の治療効果を出したい。僕の開業理念でもあり、未だにその考えに揺らぎはない。

以前のブログの再アップになります‼️今でも九州にいる僕の車‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

僕は歯科医になってからかれこれ20年間ずっと同じ車種に乗っていました。途中の形式は変わりましたが、外観は全く同じミニというMT車です。🚗

今はこの名前はBMW傘下で存在しますが、元々はイギリス発祥のクルマなんです。🇬🇧

色々とあり一時北九州のクラシックミニの専門店に嫁入りしました。

売る事も考えましたが、とてつもない車との思い出に断念。

これからは、車屋さんのテストカーで暫く活躍する事でしょう!

僕にとって車とはその時代に過ごした仲間、仕事、プライベートを思い出す大切な形見でもあります。

下取り価格がとんでもなく高くても人生の思い出を優先したいな!

車はもちろん僕に語りかける事はないですが、辛い時、悲しい時を過ごした戦友でもあるから!これで何回もレースにも出たなぁ‼️

また逢う日まで!

 

骨吸収抑制薬関連顎骨壊死‼️服用薬の確認が大切です‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

お薬には作用、副作用があります。作用とは痛み止めなら痛みをとること、副作用は胃を荒らすことが少々、どんな良いお薬であっても必ずあるのです。

高齢者の方々は年齢と共に骨密度の関係で、骨折のリスクが高まります。整形の先生は骨折予防や骨の強化のために骨吸収抑制薬を処方する場合が多くあります

内服であったり注射もありますし、服用の仕方も様々です。

しかし、その薬にはお口の中に関連する副作用があるのです。

顎骨に腐骨を作ったり、顎骨壊死する副作用がっ、、、‼️

当院の患者さんで、顎骨骨髄炎です。掻爬しましたが、ボロボロと沢山の腐骨。

難治性になる場合もある病ですし、しっかりと投薬治療です。患者さんには全ての可能性をゆっくりお伝えし、紹介などの大ごとにならない様に抜歯及び腐骨除去の処置しましょう!と説明しました。

今まで3人程、同じ状態の患者さんを拝見しましたが、レントゲン像、所見もほぼ同じ為、診断は容易です。比較的に稀な疾患である事は間違いないです。

この様に、薬は万能ではありません。全ていい事尽くめの医療行為はないのです。整形の先生が悪いわけではありませんし、患者さんだって何も悪くありません。

他科との関連もありますので、患者さんには、丁寧な説明が必要となるのです。

気の利く先生なら、歯医者に行ったら必ず骨粗鬆症の薬を服用している事を伝えてください‼️なんて、患者さんに伝えている先生も、、、、

実はとても大切な事なんです。

医療を生業にすると言う事‼️僕にとって医療は崇高なものである‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

歯科医師になりかれこれ27年が経つ、この間にいくつもの成功や失敗を繰り返し精進して来たつもりだ、人が人を治す訳だから、思うように結果が伴わない場合だってある。逆にかなり厳しい状態で処置したのに、生態が自然と回復しようとするパワーか?ギリギリのケースをリカバリーできた!なんて事もある。

未だにこの境界線がなんであるか?を理解できていない、これが、生身の人間を相手に仕事をする医療職の難しさなのだろう!

僕をよく知る人は、もう少し力を抜いて楽に診療したら?と指摘をしてくる、僕には無理だ、なぜなら僕らの扱っている医療は、全力で準備をし立ち向かわないと良い結果は得られないと確信している。精神論を語るようだが、僕の生業としている医療はとても崇高な物であると僕は考えている。

他のドクターと僕が、明らかに違う点はここであると自負している。

僕はスタッフからも仕事に対する想いが熱すぎると、煙たがられる事が多々ある、僕の大学時代の友人はみな同じ志をもっている。生業だからと義務の如く毎日過ごしているわけではない!

ただ、疲れる、全てにおいて、、、肉体の疲れではない。

誇りと覚悟を持ち、今後も全力でやる。

50歳を超えた今でも、診療に対して僕は全力で臨んでいる。変わる事はない‼️

診断力テスト‼️どこに虫歯があるのでしょうか⁉️患者さんは無症状なんです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

むし歯があるんですよ、この図の中に!僕らにはすぐにわかるんです。

ちなみに患者さんは無症状です⁉️

びっくりしますでしょ?これがむし歯なんです。むし歯はとても大きくならないと症状がでない病気なんです。

歯と歯の間にできたむし歯は、舌でさわっても穴が開いたような変化がありません。しかも無症状ならなおさら発見が遅れる訳です。

何度も言いますが、症状の出てしまったむし歯はかなり深刻な状態である事、治療には時間や費用がよりかかる場合が多くなる事を覚えて下さい‼️

患者さんのためにも、僕らは、小さいうちに発見できる機会、すなわち、定期検診の大切さを説いている訳です。

かなりの年月を歯科医療に携わり、とにかく口腔内の疾患は早めに発見して治療する事が1番大切とより感じています。

マウスピース矯正ではなく、従来のワイヤー矯正‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️

今日は大人気のマウスピース矯正ではなく、従来のワイヤー矯正に関して。

今話題のマウスピース矯正ですが、全てのケースで適応となる治療法ではありません。マウスピースが苦手とするケースも多く存在するのです。

僕自身が矯正治療を受けるなら、従来のワイヤー矯正を選択します。

確かにマウスピース矯正はワイヤーが存在しないので、見た目的に治療しているのがわかりずらくて良いです、これが現在患者さんに支持を受けている大きな要因でしょうね、、、

自分にとってどの治療法が良いか?を担当医とよく相談するのが大切です。

 

僕の矯正治療に対する考え方として、術者は矯正歯科の専門医にお願いしたい、矯正だけの治療を行なっている歯科医院が1番矯正治療が上手いと考えているからである。

経験、知識、が豊富。

虫歯などの治療を行う歯科医院でも矯正をしている所はあるが、術者が常勤ではなく、パートタイムである事が多かったり、術者の経験が乏しかったり、、、、僕が患者さんなら、そこでは矯正治療はしない、、、、マウスピース矯正やってる所に比較的多いかな?

矯正は経験が物を言う治療でもある。

特にセファロ分析は大切です

この分析により、治療計画が立つのです。

矯正治療は通常の歯科治療とは異なり、治療期間が年単位と長期になることが予想されます、先生との相性もさる事ながら、治療選択を誤る事がないようにして下さい。