2024年 9月 の投稿一覧

スタッフを育てて行く事‼️診療技術を伸ばす事と同等に大切な事である‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でござます❗️

最近、切に思う事、本当に世の中色々な人がいるんだなぁ、、、、同じ地球、同じ国に生まれ、性差で分けたとしても片手で数えるくらいの数の差、同じ義務教育を受け、ある程度平均化されたとしても、、、血液型で分けたとしても4つ。

患者さん然り、現場スタッフに関しても、、、

患者さんも世田谷と下町情緒漂う墨田区、中目黒でも違う。僕はこの3軒の診療所で働いているが、何年経っても違いがある。

何が違うか?結論に辿り着かない。

歯科治療はチーム医療である。決して僕1人で今までやってきた❗️なんて言えないし僕の周りのチーム栗田に感謝している。だが、その過程のスタッフ教育で散々苦しんできた事も事実である。

僕の歯科治療の歴史は、壮絶なスタッフ教育の歴史でもある。

良い治療をするにはアシスタントの先読み、気遣い、タイミングを感じるスキル、患者さんとのコミニケーションスキル、現場での状況判断、などを習得し、実践してもらうしかないのである。簡単に言うと仕事を通して、人としてさらに経験を積まないと上手くいかない。

これが各人の能力?性格?育ちの差?があり難しいのである。

場所により歯医者と言えども経営スタイルが様々、世田谷では自費が殆ど、患者さんも良好なサービスをいつも受けられている方が多く、また他の場所とは違うスキルが、、、一般的な歯科医院でもスタッフにより今まで育った環境に大きな差異がある為、一般的な対応もまだまだの方も、、、、

どうしたらいいの?その方に合わせたバランスで継続した教育しかない。

ほぼ子育てと同じ、、、、愛を持って、、、継続、、、、あきらめない。

人を育てる事が1番難しい案件である。一生をかけての勉強である。

今の時代、人をどの様に教育していくのか?本当に難しい時代になった。

当たり前の事を指導しただけで、気分を害し、辞めますなんて、、、ザラにあるから、、、、、指導時の言い方に問題があったにせよ、僕は指導を止めないし、指導を止めるつもりはない。人員確保の為、すぐ辞めちゃうから指導しない!こそ、崇高な医療への冒涜である。

医療が犠牲になってはいけない。

正しい指導してすぐ辞めちゃう人は、彷徨えばいい。

親知らずの抜歯に関して‼️やりたくない気持ちはわかりますが、、、‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

親知らずに関して‼️

曲がっていたり、根が肥大していたら、取り出そうとしても周りの骨に引っかかって抜きづらいイメージ湧きませんか?無理やり引き抜けば、バキッと歯根の先の曲がった部分が途中で折れてしまうことも、、、、抜歯をより厄介で複雑なものにします。

また生え方も曲がって生えてくる事が殆ど、正規の位置からもズレて頬側に生えてくる事が圧倒的。

曲がって生えてくると、一本手前の正常に生えている歯に寄りかかる形になり、ブラッシングがしにくく、虫歯になりやすい、親知らずのせいで正常な歯までが被害にあう。

だから、痛みがなくても処置した方が良い‼️と僕らは事前に忠告するのです。真っ直ぐに生えていたら抜歯は必要なしです。

歯科医から親知らずの存在を知らされたら、生え方、方向、一部露出しているのか?を聞いて下さい。曲がって生えていて、お口の中に存在が確認されるなら、時期を見計らい、抜歯の計画を立てると良いでしょう!

先回しにする方が多いが、若いうちに処置した方が、圧倒的に治癒が早いです。

処置後は外科的な処置ですのである程度の腫れ、痛みを伴うことがあります。

参考写真より。

高齢になってから親知らずの残存をよく見かけますが、もっとお若いうちに歯科医に指摘されなかったのかな?と思うことが多いです。

親知らずは若いうちに、、、、

上司から貴方が言われたい褒め言葉は❓❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

突然ですが、上司からこんな言葉、言われてますか?皆さん❗️❗️

2と3は少しやらしさを感じますが、、、言われたい、、、特に1❗️上司ではないが、患者さんからこんなコメント頂いたら、涙腺崩壊確実。

報酬を得るための仕事として医療職をしているが、決してそればかりに固執している訳ではない。永年、診療していると尚更、こんなひと言が仕事を続けていく上で、この上ないモチベーションとなる。

僕は仕事している場所が複数ある為、通常の開業医の3倍の部下がいる。

診療所によりスタッフのレベルに大きな差異がある。全ては院長次第だと思っている。人間的に素晴らしい院長先生は治療も上手い、スタッフも自然とレベルが高い、、、、そんなもんなんです。

患者さんは感じ取ってほしい。すぐわかりますから、、愛なんです、愛。愛がないとダメなんです。スタッフ教育は、、、子育てのように、、、

何言っても無駄だろうと指導しない院長の医院は、雰囲気ですぐわかりますよ。

話を戻そう、、、

僕は1が当てはまる、専門職ですし、診断、処置の全てが僕の責任下にある。仕方がない事と割り切っている。仕事の職種的に、、、

自己診断だが、大方、大丈夫かと、、、、褒めるのが少ないかな?僕、、、

今日からスタッフに感謝の気持ちを強く持ち、実際に、言葉にして発してみたいと考えている。

ありがとう❗️と思っているだけではダメ、伝えなきゃ、、、、

摩訶不思議な教科選択‼️全国的にも稀な受験型‼️今でも同じ型に出会いません⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

ネタ切れ気味なので、僕の生い立ちなどを少々、、、、地元の深小、深中からこれまた公立の都立高校に行く。とにかく悪かった、素行が、、、詳しくは記載しませんが察して下さい。

突如として生物の勉強の面白さに取り憑かれた。目的も目指していた職業もなかった。バイオテクノロジー、農学部に興味が湧いていた記憶、得意な生物を何とか活かすには?と考え、文系から理転した。

学部が限定されているので東京を問わず、地方大学も受験できる大学が極めて少ない、、、、ましてや数学なしの英語、生物、小論文、全国で100人ぐらいしか同じ受験型の生徒はいなかった。

知り合いの友達から、君!農家になるの?数学なしの理系?と揶揄された。

歯学部も受けられる大学が極めて限られた。歯学部を受けていたのは、受験型に合う大学が存在した事、母親が永らく歯科医院の助手として勤務していたから。入学することになるのだが、卒業した北海道の歯科大のある場所さえ知らなかった。

こんな方います?いないでしょ?

東京の大学も合格していた、農業大学の農業工学部、親はそっちを強力に薦めていたが、わがままを通させてもらった。

知り合いも誰1人としていない北海道の大地。最寄りの駅に着き、あまりの田舎っぷりに涙が出た。

18歳で自分の職業が決まる、この現実を消化するには経験が不足していた。

医学部落ちには1、2年次の勉強は余裕であったようだが、僕には最初の1年間はとにかく辛かった。物理、化学、が、、、高校にきちんと通っておけばよかったと何度も後悔した。大学生なのに高校の参考書を買った。

1年生で10人以上いなくなった、留年や休学、退学した者も、、、、

学年が上がるにつれ自信が芽生えてきた。手先が器用だったから、、、ガンダムのプラモ、ラジコンを何台も作っていたから、、、家電製品もよく分解していたからなぁ、、、、

そんなこんなで大学をストレート6年で卒業でき、国試も一発で受かった。

今から同じ事をやれと言われても、絶対に無理だ。人生なんてこんな些細なきっかけで始まるのかな?と最近、切に思い耽る時、多し、、、、

これが人生、これもまた人生、、、

農学部に進学していたら、今頃、僕は何をしていたのだろう?

ドラえもんがいたら、ポケットから道具を借り、あの頃の自分を見てみたいです。

毎日の診療と並行して、企業検診も行っています‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

毎日の診療の傍ら、開業以来、企業に勤務している会社員の方々の検診を行なっている。かれこれ20年近くになるのかな?初めは医科歯科時代の研修医の先生から依頼された仕事であった。その流れで現在まで続いている。

以前は会社の一室に従業員を集めて、まとめて行なっていたのだろうが、今や個別でリストにある自宅近隣の歯科医院での検診に変わりつつあるのだろう。

地域性なのか?僕の医院に来られる方々は、名だたる有名企業ばかり、、、総じて口腔内は非常に整っている方が多い。素晴らしいことです。

一通りの検診だけでなく、口腔内に関する質問も受けるようにしている。何故なら、質問のレベルが高く、僕の勉強にもなるからです。

通常の診療では同じような症例が続くと何回も同じ説明をすることなんてザラにある。検診ですと実際の治療行為がない為、より今後の治療を受けるにあたっての具体的なアドバイスが可能である。

おかかりの歯科医院をお持ちである方には、その医院のレベルや院長の考えを汲み取りながら、アドバイスする。面倒臭い患者さんだと思われない言い方、伝え方、、、、

僕らも人間だから言い方一つで感じるものが変わりますよね?

これ大切なポイントです。

検診だけとはいえ、その方が少しでもプラスになったら良い。

真面目にそう考えている。

 

1本でも歯を残す必要性について‼️何でもかんでも抜歯は間違いです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

虫歯治療の判断基準はドクターにより差異がある事は事実です.何軒もの歯科医院で働いていると複数人の先生がおり、千差万別であるといつも感じる。

僕は極めてシビアに虫歯、歯周病をチェックします。医院によってはこれを虫歯とカウントしないのか?と感じる場合が多く、治療の最終日に、これでメンテに入るのか〜?と感じてしまう事が多々ある.自分の医院の治療最終日とは明らかに違う。

話は変わるが、歯を一本でも残すことは大事である.何故なら、歯は味覚、触覚を司る感覚器官の要素も多分にあるからだ。

入れ歯になったとしても、根っこだけの歯があるだけでずいぶんと感覚が違う。

🧻

総入れ歯の安定は他の治療に比べてとても難しい、若い先生や女性ドクターは総じて苦手分野の方が多いのではないかな?

もちろん歯が1本でも残っていれば、バネをかけることが可能である為、入れ歯はより外れにくくなる、それだけで歯を残しているのではなく上記の理由で患者さんのQOLに多いに関与するからです.

特に高齢者は様々な医科診療所で投薬治療を受けている事が多く、その病状を詳しく聞かないで抜歯する事は極めて危険な行為である。

それならば尚更、傷んでいない残根となった歯は残しておくべきである.僕はその考え方である.

色々な判断基準があると思うが、入れ歯でもできる限り、天然歯の感覚に近づけたい.

インプラントを間近で見たことありますか❓実物はこれです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

インプラント治療を経験された方でも、実物のインプラントを間近で見た事が無いと思います。封を開けたら直ぐにお口の中に入ってしまうので、、、、

これが実物

一つずつ滅菌されたアンプルに入っています。

1世代前はこれ

グレーな色で表面はゲジゲジしています。

メーカーにより、この表面性状が異なります。共通してゲジゲジ部分が骨とくっつきやすい性状となっており、この違いにより歯が入るまでの期間の長短に直結してくるのです。

メーカーはこのポイントに注力している事でしょう、、、、骨と早くくっ付き、長持ちする、、、

現在、当院でメイン使用しているインプラントは、他社のインプラントより確実に表面性状で一歩リードしている。各社の競争は歓迎に値する。患者さんのためになるならどんどん争ってほしい。

最近のトレンドは表面性状が更に良くなり、ショートタイプインプラントの傾向である。僕は以前から既存骨を最優先に考え、その中でなるべく太く、長いインプラントを推奨する打ち手である。骨のない所になんでもかんでも増骨するタイプではない。人工的に作った骨はあくまで、人工的だ。このスタンスは揺るがないだろう、、、、、

天然の歯に勝るものはないんです。インプラントは最終兵器なんです。できるだけ元々の歯を残す治療を施し、残念ながら抜歯になったら、考えればいいのです。

 

歯科治療は研磨が命‼️この工程に時間を費やします⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯の治療は磨くに始まり、磨くで終わります。虫歯、歯周病の予防には歯磨きが必須ですし、詰め物を入れる治療時は研磨をしっかりしないと、食べかすが治療した場所に停留します。歯石をとった後も歯石の再着を防ぐために歯の表面を滑沢にすると歯石の沈着が緩やかに、、、

僕らの歯科治療は研磨だらけなのです‼️

研磨に使う道具の一部。これ以外にも沢山あります。

使う材料によりそれぞれ違います。入れ歯なら、金属なら、セラミックなら、、、、、これと

研磨の大敵は発生する熱と削片です。メタル研磨時は油断してるとメタルが発熱して火傷しますから、削片は感染する可能性のある廃棄物、アシスタントが診療室でエアーかけて飛ばしているなんてもってのほかですよ。削片は何処へ、、、

大概の医院さんでは普通に行われていますが、僕には意味がわかりません。患者さんの口の中にあった詰め物や入れ歯から出る削片ですよ⁉️

当院ではもちろん患者さん、従業員の健康のためにも掃除機のような物で吸い取りながら、研磨しています。

今だにない診療所あります。昔からある歯科診療所の悪い習慣です。

他院勤務の時は自前でボックスを買って、削片が飛び散らないように使っていますが、、、、、

高価なレントゲンや機材を買うより、大切なことではないかな?他の機材に比べたら、大した費用じゃないでしょ?なぜケチる?

これも院長の考えにより変わってくるのかな、、大事な事ですし、当たり前の事ですけど、、、

ここがダメだよ、歯科の悪い点。

勤務してくれてるアルバイトの先生方はこういう所を細かく見てるんです。その診療所で長く勤務するかしないかを、スタッフの技術レベルも含めて、、、、、今の若い先生はアルバイト先の医院で、進言やアドバイスをしませんよ!積極的には、、、、

いい治療をしたいなら、絶対に引けない線があるわけです。僕は未だに医院やスタッフへの要求は多い人です。なぜなら、患者さんに良い治療をしたいからです。

ただそれだけなんです。うるさい先生、めんどくさい先生、で結構。

僕はスタッフのご機嫌取りではなく、常に患者さんに向き合いたい。せっかく歯科医師になったのだから、、、、