桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
歯周病は慢性疾患です。全身の生活習慣病にも関与するタイプもあり、厄介です。
いずれにせよ、歯周病が無くなることは今世紀中にはないでしょう?しかも罹患しても歯医者に行けばすぐ治る疾患ではありません。患者さんの協力がないと抑え込むことが難しい病です。
全身の疾患としての糖尿病、高血圧に病態が似ています。そのそれぞれの病も一回薬を服用したら治ってしまうものではありません。なったら、適度な運動、生活習慣などを意識しないといけません。歯周病も同じです。正しいブラッシングです。
現状維持も立派な治療です。
その為に痛みがなくとも最低でも半年に一度は、歯科医院で専門家による診断、画像診断、スケーリングが必要になります。
深くなった歯周ポケットには底部まで歯ブラシが入りきりません。
手用スケーラーや超音波スケーラーで歯石を徹底的に除去します。
カリカリ、チリチリ、音がなるやつです。水が出て、、、、、
この状態を維持する事が大切です。
歯周病の治療は他の治療に比べ、患者さんにはよくなる実感が希薄な治療です。何をされているかわからないし、カリカリ、チリチリ、不快ですから、、、、、だがこの治療が歯の寿命を左右する大切な治療である事を理解して下さい❗️