桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
僕らは学生時代に患者さんから抜いた歯を薬液保管していて、消毒してから、その抜去歯を模型に埋め込み、実際に削ったりする授業があります。
歯医者なら、必ずやった事があると思う。どこの大学でも、、、
先日、今僕に付いている女医に学生時代と同じその模型を作り、形成や根管治療などを指導している。何だかとても懐かしい気分になる。解剖実習と同じで保存している薬品の影響で削り出すと、物凄い異臭がするのである。たまらん、、、
もちろんプラスチックの歯の既製品もあるのだが、より本物の歯を削った方がいいに決まってる。
模型の台座は予め僕が自分の医院で作ってあげていたので、そこに歯を差し込むだけでいい。その時に抜いた歯を見て前から何番目か右左、上下を判断して差し込む。
これ、良く考えると、ひと目見て分かるって、凄い事だなと、、、、
これは石膏の棒から歯の形を彫刻した物、学生時代作。思い出に今でもとってある。
僕らはさまざまな歯を他方向から見て、どこにある歯だか解るように教育されている。こんな彫刻家みたいな授業があるし、極めて専門的、悪く言えば、潰しの効かない職業である。
18歳で一生涯の職業が決まるって、今考えると凄い事だなと、、、、、歯科大出てサラリーマンって聞かないし、、、。いるらしいが、、、、
画像を見てもすぐ、差し歯であるかも分かるし、芸能人などの治療後もすぐわかる。
口腔内のプロとも言えるが、在学期間の6年間って必要だったのかな?