桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
今日は小児の歯科治療に関してです.一般的には6歳になる頃には大人と同じ治療が出来るようになります.ただ、その家庭の躾、教育環境に非常に左右されます.
3歳を過ぎたぐらいから治療できるお子さんもいますし、6歳位でも全く出来無いお子さんもいる.本当に差異があるのです.
ズバリ、我慢を知っている子か、いないかだと考えています.
昔は体の動きを抑制するため、体をタオルやネットで巻きつけ抑制した上で治療する事はありましたが、今は世の中の変化に伴い当院で行う事は無くなりました
痛みが強く緊急性がある場合は抑制しながら行う事もありますが、通常の虫歯ではまず、、、
当院では通常の歯科治療が初回で難しいと判断した場合、まず治療台に座る事から、座ったらお口の中に治療器具を入れる練習からスタートします.
練習の段階でこの子の治療はかなり厳しいと判断した場合は、親御さんに家庭で歯医者に行く意味についてよく話してもらうようにしています.僕らの領域ではなく家庭での問題です.最近の親御さんは昔に比べ、子に対して我慢の指導が不足しているように感じてなりません、、、、、甘やかし、怒れない?時代の変化かな?僕らは何でも屋ではありません.歯医者に連れてけばやってくれるだろう?では困りますよ、、、、、
小児の治療時、正直、僕らは親御さんの声かけや、治療後の態度、発言をとてもよく見ています.実は、、、、どのレベルのお子さんであるかを、、、、
初回は出来なくてもいいんです.次の来院時ご家庭での教育が施されたかなんです.ここが重要なんです.何もしないでポンと来てやって!はないですよ、、
また家族で来院して頂いた場合、その家庭ごとの口腔内の状態が家族全員一致します.虫歯がなくブラッシングもいい親御さんは、そのお子さんもピカピカですもの、、、、ラポール歯科限定かな、、、、
僕らは応召の義務がある.こちらから患者さんを選ぶ事は禁じられている.ただ歯科医としてしっかり管理されている口腔内を拝見できるのは歯医者冥利に尽きるし、嬉しい事である.
つくづくこの地域で開業できてよかったと感じるし、地域医療に少しでも貢献できたら幸いである.