2009年 8月 の投稿一覧

インプラント手術

ここ何年かでインプラントの認知度は飛躍的に上がっている気がします。

治療を選択される方が増え、材料の進化により成功率が向上したことが要因の一つです。

しかしその一方で、インプラントの適応であるにもかかわらず、なかなか踏み出せない

方もおられます。なんか怖そう、手術なんて大変そう、とても痛いのではないか?

インプラントをする必要性があるということは、歯を何らかの原因で抜いているということ。

その歯を抜いた経験があるなら、痛みや体が受けるダメージはその治療以下です

とお話しています。

今やインプラントは非常に予知性の高い素晴らしい治療法です。

より沢山の方が選択され、治療後の生活の質が向上すれば何よりです。

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DVD鑑賞

僕たち開業医は、もちろん診療をしっかりやる事も必要だが、いち経営者として

医院をきりもりしていく感覚も強く持たなくてはいけない。

ましてや小泉さんの時代から始まった、医療制度改革を強く受ける昨今では。

昨日、その分野で有名な先生の医院の朝礼風景を写したDVDを観た。

その過激なパフォーマンスに度肝を抜かれたが、皆いい笑顔をしている。

また、先生も語り口の穏やかな事。

もちろん僕よりひとまわりも年上だが、心に響く何かを感じたことは確かだ。

画面に映る、先生の白髪が印象に強く残った。

八月

お盆明けの診療が今日より始まった。

まだ世の中は夏休みムードで一杯のようです。朝の駅に向かう人ごみ

もまばらで、最近の夏休みは分散傾向に感じられる。

歯科医院にとって八月は一年の中では暇な月となります。休みも多いし、気候的にも

厳しい季節だからです。

こんなときほど、慌てず騒がず、来るべき時に備えよう。

銀歯がとれた~

今日はどなたでも経験のある、銀歯がとれる事について話します。

接着材でつけていますが、お口の中はいつも湿潤状態なので、完全な乾燥状態でつける

ことは、難しい状態です。

その為接着力の低下などにより、詰め物が外れてくるのです。昔から患者さんは、とれる

事にとても敏感ですし、その事で歯科医の腕の良さが繁栄すると思っているようです。

確かに取れない事は患者さんにとって歯医者に行かなくて済むので、、、、、、

しかし僕らはそれだけでは判断しません。詰め物の厚み、形態、内面の性状、元の歯に

戻しての適合度、つけた時の接着剤の種類、などを総合して判断します。

外れてくることは起こりえることですが、様々な要因が関与しているのです。

SANY0189

インプラント

今日は、インプラントの再オペをしました。医療行為である限りもちろん全ての治療で、

治療成果を出したいが、そうはいかない。

僕らは失敗するつもりは毛頭ないが、様々な要因が関与し、期待どうりに行かない

場合だってあるのも事実だ。

そこで重要な要素が、患者さんとの信頼関係に尽きる。その患者さんは、違う箇所も同じ

インプラントの治療が施されている。とても理解が早く、今回のオペを再び了承してくれた。

上顎の骨も作らなくてはいけない難しいケース。

何日も前から、今度こそ患者さんの期待に応えるべく、心、技、体、準備したつもりだ。

僕は、いくつになっても汗をかき患者さんの期待に答えるべく研鑽する覚悟だ。

注意深く今後も経過を追っていくつもりです。

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学会参加の意義

先日歯周病関連の学会に参加してきました。

場所は福岡でした。この歳になるまで、九州に上陸したことがなかったので、

色々な意味で期待していました。

会場には、知り合いの同窓生もいましたが、あえて距離を置き、一人で聴講することと

しました。

隣や前にはこの世界で著名な先生ばかり、参加することの意義、学ぶ気持ちは同じです。

僕の年代で学ぶことは当たり前ですが、僕がこの先生達と同じ歳になっても学ぶ気持ちを

持ちあわせているのかな?と強く感じました。

この方々のいくつになっても尽きない、好奇心や、探究心。

その事を教えて頂いた事だけでも参加の意義は十分にあったと感じました。

親不知(おやしらず)

一度は腫れた経験したことありませんか?親知らず。

ほとんどの方は、正常な位置に生えてこないし、曲がっている場合がほとんどです。

そのせいか、親知らずと並んで生えている歯との間に、食べカスが残り、虫歯になる場合

が多いです。

事前に手前の歯を守る為にも、抜歯を勧めます。しかし、必ずその方の人生の中でしなくては

ならない治療ですが、了解をもらえない場合もあります。

正直、虫歯の治療とわけが違います。腫れます。薬で抑え込みますが。

僕らも極力腫れ、痛みのない治療に努めますが、抜いて腫れた患者さんの顔をみると

いつも心が痛みます。医療ですから、仕方ないことですが、、、、

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