桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
虫歯の判断基準は診るドクターにより差異がある事は事実です.何軒もの歯科医院で働いていると複数人の先生がおり、千差万別であるといつも感じる.
僕の基準は極めてシビアである.医院によってはこれを虫歯とカウントしないのか?と感じる場合が多く、治療の最終日に、これでメンテに入るのか〜?と感じてしまう事が多々ある.自分の医院の最終日とは明らかに違う.
話は変わるが、歯を一本でも残すことは大事である.何故なら、歯は味覚、触覚を司る感覚器官の要素が多分にあるからだ.
入れ歯になったとしても、根っこだけの歯があるだけでも随分違う.
総入れ歯の安定は他の治療に比べて、とても難しい.若い先生や女性ドクターは総じて苦手分野の方が多いのではないかな?
もちろん歯が残っていれば、バネをかけることが可能である為、入れ歯はより外れにくくなる、それだけで歯を残しているのではなく上記の理由で患者さんのQOLに多いに関与するからです.
特に高齢者は様々な科で投薬治療を受けている事が多く、薬、その病状を詳しく聞かないで抜歯する事は極めて危険である.
それならば尚更、傷んでいない残根となった歯は残しておくべきである.僕はその考え方である.
色々な判断基準があると思うが、入れ歯でもできる限り、天然歯の感覚に近づけたい.