桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
今日は人間と同じ仲間の類人猿の歯に関して、まずはこれを
まず驚いたのが本数です。全くヒトと同じ本数であった事。32本。ヒトの場合は親知らずが正しい方向で生えてこない場合が多く、抜歯する事が多いので28本が殆どです。
次に犬歯の大きさです。犬歯が大きい❗️生きてく為の武器でもある為?ヒトでもやけに尖っている人いるからなぁ?、、、、ヒトの場合、噛みつく?ガブッ、、、、、
最後に歯列弓です、犬歯から後方の歯が直線状に並んでいる。顎骨が豊かで大きいから、綺麗に整列しています。哺乳動物には歯並びが悪い事はないのかな?ヒトの場合は顎骨が小さいので、叢生と言い、ジグザグな歯並びになる事が多い、、、進化?退化?ヒトの歯は狩猟のための道具ではないからか?犬歯が小さくアールを描く丸みを帯びている。
動物を見ると職業的に歯を見てしまう。食物を粉砕し咀嚼する歯の大きな仕事以外に、動物達はヒトとは違い、歯が攻撃、威嚇するための大事な武器になっている気がする。この機能により、歯の一部形態に大きな変化が確認できる。
正中口蓋縫合が確認できる。これは組織の発生学で、ヒト、動物、同じである事がわかる。