開業医になるという事

いいお天気でね、ラポール歯科クリニック、栗田でございます。

最近、これから開業を考えている先生と話をする機会があり、様々な事を感じる事となった。

まず、開業医になることの動機が極めて稚拙である事。

安易に開業できると思わせる開業支援会社の口車に乗せられているのか?

また、簡単に融資が実行されてしまうからか?君の信用力ではなく、親の医院の信用だったり、

親の担保物件が評価されているだけなのだが、、、、、、そのくせ、親の世話にはならないと言う。

開業はお金さえ用意できれば、誰でも出来るのである。

しかし、自分の人生をかけ、多大なる借金をして開業するには、いささかお粗末と言うしかない。

診療に対してのビジョンももちろんない。

もちろん開業してから習うものもあるが、リスクも含めて事前に考えておくのといないとでは、

随分の差が生まれる気がする。

とくにこんなご時世、都内での開業はかなり厳しい。

航海図のないままの船出に、目的地はあるのか?疑問である。