歯科医院の経営学❗️たまにはこんな話でも、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

現在の歯科医院の状態についてです。長引くコロナ禍、人々の生活様式、行動は以前の様相から随分と変貌を遂げました。だいぶ以前に近い形に戻りつつありますが、完全に回復するには時間がかかると思っています。

最近よく言われているのが、歯科医院の多さです。❶を見るとコンビニより多いことがわかります、よく見てみると僕が開業した頃から多かったのですね、、あの頃は全くこんな事を気にする事なく開業しました。若さでしょうね?歯科医は大学病院で生涯勤務する先生は本当に一握り、皆40歳までには大体開業に踏み切ります。桜新町も歯医者だらけ、、、、

次に❷、これは厚労省の試算ミス、歯科医を作りすぎましたね、、、未来予想は難しいとは思いますが、このぐらいの試算は検討がついたのではないか❗️現在医師不足が叫ばれていますが、歯科医を過剰輩出した影響か、厚労省は慎重です。

医療の目覚ましい進歩により国民の寿命は伸びています。それに伴い医療費は年々膨張の一途を辿っている、それに比べて歯科における医療費の分配率は平行線、困ったものだ、、、、❸より。

❹では歯科界の市場規模を示している。虫歯は減ってきているのに、歯医者は増える。歯科医の立場的には虫歯減少は喜ばしい事ではあるが、経営的には、、

❺ではここ最近の開業状況、競争激化は深刻の様で、明らかに減少傾向。大きな法人格の医院さんで長く勤務医をという若者が増えたのかな?ただ、歯学部卒の多くは歯科医、医師のご子息であるので、この先はどうなるのか?不明。テナント開業なら5000万程かかる初期投資を回収できる職業ではなくなっている。今や歯科医はなりたい職業ランキングも上位に位置する事は無くなった。歯学部の新規入学者も定員割れする大学も多数ある。

今や歯科医院は、完全なる二極化である。親が開業医でないと、僕なら今の時代開業しない。相当なアイデア、知恵があるのなら別ではあるが、、、、

しんみりした話が続きましたが、僕の診療は続きます。悲観していても何も生まれませんし。僕はただひたすら正しい診断をつけ、どこよりもきちんとした治療を続けて行くだけです。歯科の神様、僕の生き様をしっかり見ていてください。