夜はまだ涼しいな、ラポール歯科クリニック、栗田でございます。
今日は通称、国試についてお話ししてみたいと思っています。
まず、国試に辿り着くまで、卒試という学内の試験にパスしないと
卒業できませんし、国試も受けさせてくれないのです。
大学6年は、半年は試験ばかりしていた記憶があります。
大学側も国試の合格率がUPすれば、全国から学生を呼べるので躍起
になるのです。
医療系の大学は、ストレートで進級できない場合が多い上に、
とにかく、レポートや試験、提出する課題が山のようにでます。
なかにはノイローゼや、ついて来れなく大学を去る物もおります。
専門課程の試験などは、合格する物は、ほんの一握り、殆どの生徒
は再試になります。
今から考えると、おかしな事だと。
そんな大学側からの仕打ちに耐え、ようやく、国試にたどりつける
のです。
国試は、全国で試験会場が決まっていて、二日間に渡り行います。
ほぼ、二日間の日中はずっと試験です。
あまりの興奮状態と頭と体の疲労感で、今でもあまり当時の記憶が
あいまいです。
僕は、そのぐらい必死でやった記憶があります。
その後、すぐに卒業式、全国に散らばった感があります。
試験後は、すぐに自己採点をするので、ライセンスGETかは、すぐ
わかります。
今は、歯科医師過剰問題の為、厚労省が合格率を絞っているようで、
国試浪人生はざらにいるようです。
厚労省の見当違いで、今の過剰問題はあるのに、今の生徒さんは、
かわいそうだ。
誰だって、留年や国試浪人は嫌なのに!
今でも問題を解いてみたりしている。あまり、臨床にはいかされ
ない問題ばかり、間違ってしまう事が多い。
免許証には、当時の厚労省の大臣の名前がデカデカ書いてある。
僕の年は、あの小泉純一郎でした。