風がつめたいですね!ラポール歯科クリニック、栗田でございます。
東京で開業していても西と東、中央では患者さんの歯に対する意識
の違いに驚かされます。
同じ治療行為をしていたとしても自分の診療所と同じと言う訳に
いかない場合が多くあります。
歯科医師の技術の違いも明確に感じます。
他医院さんから、訪れた患者さんの口腔内をみて、ゾッとする
事もしばしば。
被せ物が取れ、明らかな歯根破折、説明、つけるだけつけてくれ!
歯科医師でしたら、皆さんどうされますか?
とりあえずつける、つけることはできない!とことわる、患者さん
の希望を聞いてから。などなど。
東方面は、江戸っ子気質です。
主張はハッキリ、一見とっつきにくく感じる方でも、ファンになっ
て頂いたら、離れません。
中央は、主張を強くする事を美徳と感じない方が多く、スマートな
対応の方が多いと感じます。ただし、治療内容などには、事前に検索
してあるため、不満に感じたら転院の可能性が高いです。
江戸っ子の患者さん教育は、大変です。先生達も患者さんに付き合い
きれないのでしょうね?
治療痕跡を見れば、ゾッとする理由も少しは頷けます。
あってはならないことですが、医療の地域差は確実にあり、また、
地域の人々の気質が、治療に反映してしまう事実はあるのです。