夜間診療をしていると様々な患者さん達に遭遇します❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕は開業医をしながら、他院さんで夜間診療も担当している。自分の医院が終わってから、電車で向かう。場所は中目黒にあり、かれこれ、20年程続けている。コロナが流行り出し、夜間の時間帯に来院する方は一時的に減少したが、最近は完全に戻ってきている。

先日も東京消防庁から連絡が入り、2歳の患者さんが来院した。口から血が出ており、口に何かがぶら下がっている。

なんだ?かわいそうに、、、、いつもなら寝てる時間帯なのに、、、

おかあさんに抱っこされた彼女の口を診ると、何かのファスナーが、、、何これ?ファスナーのチャック部分が歯と歯の間に入り込み、更に歯肉(歯茎)に貫通しており出血してる。

2歳だし、何でも口に入れるからね、、、、困った、、、、

すぐ取れるかと思い引っ張るが、、、、びくともしない、、、、困った。

金属製のチャックを切断しないとダメかな?と考えたが、どうしましょ?まずは特殊なプライヤー(ペンチ)の様なものでトライしてみるか、、、、、

少し時間はかかったが、乳歯を損傷しないでも取ることに成功❗️👍

よく消毒。終わり。

帰りにはさっぱりしたお顔で、満面の笑みでバイバイ❗️をもらった。

こんな感じで、夜間診療していると普段は見れないケースを多々対応する。大学の授業では習わない事ばかり、その場の瞬間的な対応力が鍵となる。