桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
抜歯になる理由の第一位は歯根破折です。虫歯で抜歯なんてほぼいません。歯周病も少ない地域です、僕の医院では、、、、、診療する地域、レベルによって同じ歯科治療でも診療内容がガラッと変わるものなんです。患者さんには理解し難い事ではあるが、疾病というのはそんなものである。
保存食品としてお塩を多用する食材が多い東北地域は、高血圧の患者さんが他の地域より多くなるなんてよくある事。
歯科でも同じ、小児のカリエス(虫歯)が多いなら、成人でも多い。大抵、歯周病も、、、多い。
こんな地域は、保険中心の診療スタイルになる。中央から離れるほどに、、、、
話は180度変わるが、開業したい若い先生は、開業する場所をよくリサーチするべきだ。入れ歯が苦手なのに、高齢者の人口比率が多かったり、小児を得意としていないのに、治療に抜歯が多かったり、、、、様々。地域の疾病とミスマッチしない事。色々な時間帯に歩いて街を知ること。
僕は全てリサーチしていたし、現在の当院の私費治療メインの診療体系を築きたかった。大学時代からこのビジネスモデルに揺るぎはなかった。あの時代では、少数派な考えかと、、
こんな地域は、お一人お一人にしっかり時間を取れる私費治療のスタイルになる。
20年前に思い描いていた自分のやりたい歯科診療を現在、実践できている。
全ての歯科医の中でどれ程の割合か?僕は幸せ者である。スタッフには感謝しかない。
私費治療は保険治療より値が張る場合が多い、保険治療以上に患者さんの期待度は高く、責任だってより高くなる。
歯科医の中には、そんな責任を感じながら歯科治療するのはやだ!楽に保険治療だけで回したいと希望する先生も沢山、見てきた。
それぞれの働き方だから、構わないと思う。否定するつもりは全くない。
私費治療がメインになれば、プレッシャーを毎日、感じながら生きて行かなくてはならないが、
治療成果が出る時の術者の満足度は計り知れない。
この追求のために、リスク?プレッシャー?を背負いながら仕事をするわけである。
この緊張感が術者の治療技術を押し上げ、精度を上げていく糧となる。
疲れるが、、、だから保険治療がメインの診療所の様に、患者さんの数を診れないのである。
開業歯科医が集まれば、一日、何人診た?1ヶ月の保険点数は?と必ずなるものだ。
僕はそんな仲間の話に一度も参加した事がない。
そんな点数で大丈夫か?となるからだ、、、つぶれるぞ‼️となるから、、、、
自分の診療スタイルと同じ友達はいなかった。
今の時代、そのスタイルが主流になっている。
保険診療だけでは厳しい時代になった。急に方向転換した歯科医院を沢山見てきた。
すぐに結果が出るはずもない。