腰が痛いぞ、ラポール歯科クリニック、栗田でございます。
今年は、景気の緩やかな上昇もあってか、インプラントを例年より
多く施術した感がある。
僕のスタンスとしては、大きな骨の造成には懐疑的であるため、
出来る限り、既存骨をベースとして埋入してきた。
豊かに骨があるケースは限りなく少なく、難儀であったが、より
厚みの確認された場所に、正確に埋入する必要があり苦労した。
かなりの埋入実績、経験をつんだ事が処置の勘どころに繋がっている
気がする。
シビアな症例ほど、切羽詰まった状況時に、何通りかの選択が、頭に
浮かぶ。
術中、手を止め、目を閉じ考える。
この違いが、厳しい状況から、救ってくれている気がしている。
この些細な事が、難しいケースで成功、失敗を分けていると思う。
勿論、医療行為であるから、最善を尽くすが、脱落する場合もあるが。
僕には、難しい症例が他の先生達から、回って来る。
プレッシャーがあるが、やりがいはある。
この歳になっても、背に汗流し、格闘、対峙しているつもりだ。
気持ちが続く限り、この流れで行くと決めている。