桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️
今日は解剖学的考察を、下の顎です。歯は一本一本骨に植わっています。この骨の上に薄い赤色の歯茎が絨毯のようにカバーしています。
皆さんが歯周病にかかると歯茎が下がった❗️とお話になりますが、実際は歯を支える骨が減る事が歯周病なのです。赤い歯茎が下がったように見えますが、、、、、骨よ、、骨だから、、、
青い印の場所が顎関節、音がなったり、お口が開きにくくなったり、顎関節症の発生場所です。
赤印はオトガイ孔といい神経の出口なんです。
下顎骨には口腔内を掌る様々な神経、血管が走行しています。この解剖学的な知識がないとインプラントなどの高度な治療は難しくなります。
特にインプラントはこの神経、血管とのせめぎ合いになる事が多く、注意が必要です。
僕らも医科の先生同様に献体を使用させて戴き、解剖の授業がありました。今となっては、もっと真剣に取り組んでおけば良かったかなと後悔の日々、、、、、
解剖が始まってからがより一層、医学の道に進むんだな!と再確認した記憶があります。
インプラントはこの模型の如く、骨を削り、チタン製のネジを埋め込み歯を作る治療なんです。
今やとても安全に治療ができ、信頼性の高い治療となっています。