桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️
かれこれインプランント治療を始めて25年以上が経つかな、同期の中でも打ち込んだ本数、オペに入った件数は同窓生の中ではトップだと思っている。
環境に恵まれた。勤務していた院長が良くも悪くも放任主義だったためだ。僕が院長なら、こんな若造にインプラント、躊躇してしまうと思う。そんなこんなで大学の講義で存在しなかったインプラントに、歯科医になりたての頃から携わることが可能となった。
最初の10本までは異常に緊張して処置していた記憶がある、他院さんに出向き、自分の勤務が休みの日まで無給アシストにつかせてもらい、経験を積んだ。尊敬する先輩の技術をひたすら盗みまくった。
体はギリギリの状態であったが、3年間全く休みなく働いた。
とにかく必死であった。
最初は勤務先の院長の意向で、アメリカ製のインプラントを使用していたが、現在はスイスのストローマンとジルコニアインプラントのZ−systemになる。
ストローマンは最近はボーンレベルインプラントしか使用していない。
最近のインプラントは以前に比べ骨との結合が早くなってきている。補綴についても今やスクリューリテインと言ってインプラントに直接ネジ止めが主流。そのどれもが最新のエビデンスを反映しての事である。症例数が多いと、この流れを組んで将来的には被せ物だけかえるケースが増えるのかな?と感じている。これも医療である。
今やインプラントは歯を失った治療法に確実に組み込まれている。患者さんには体に入る物だし賢い決断を望みたい!