2014年 6月 19日の投稿一覧

僕が色々な医院で仕事をする訳

眠いです4年に1度だし。ラポール歯科クリニック、栗田でございます

歯医者は医者と違う。

医療の中では、内科と違い注射や内服薬に頼るものではない。

仕事自体が手先の器用さをともなう、技術職と言えるだろう。

大学を出たら、自分の技術Levelがどのあたりかを知る偏差値はない。

自ずと他の先生の診断力、技術力を見て、己の位置を知る。

ましてや、開業をすれば、一国一城の主となり、それを知る術は

極端に減少する。

同じ専門教育を6年間叩き込まれたとしても、差異は確実に存在する

幸い僕は、若い頃から危機感を常に持ち、色々な先生の治療を見る

機会に恵まれていた。

それが、今となっては貴重な財産となっている。

スタッフへの接し方、もちろん患者さんに対しても。

ただ教科書通りに治療するなら、誰でもできる。

しかし、頭でっかちになり、プライドの高い歯科医によく遭遇する。

僕の治療は全て正しい、詰め物が合わないのは、作り手が悪いからだ

など、患者さんは話題の中心ではなく、自分自身の快、不快に終始す

る場合を多く耳にする。

歯医者は、そんなに偉くないし。

僕の尊敬する先生方は。みな総じて謙虚でスマートだ。

プライドを持つことは大切、その方向性は間違わないよう心がけたい。

暗黙のルール

明日から雨ですか❓ラポール歯科クリニック栗田でございます。

年中無休で働く事は難しい、他の医院さんの面倒もみているし、

仕事ばかりだと、ストレスがかかる。

いい仕事には、充実したオフが必要と考える。

しかし、患者さんにとっては、急に痛みが増してくる事もあり、

仕方なく、かかりつけ以外に受診せざるを得ない場合もあるだろう。

もちろん当院もかかりつけを持ちながらも、休診日のために仕方なく

受診される患者さんはいらっしゃる。

問診表を見れば、他院受診中は明らか痛みをとるのが、最優先だが

根本的な治療をすぐに施さないと痛みがとれない場合もある。

僕は必ず状態を説明し、患者さんに選択して頂いている。

オーバートリートメントをしてミスをすることは絶対によくない❗️

かかりつけの先生が、その後やりやすいよう心がけている。

もちろん、受付で次回のアポイントをとるかどうか?も患者さん

にお任せしている。

同じ職業として、暗黙のルールが存在するということ。

全ては患者さんの利益に繋がる処置をしないといけないのです。

応急処置に関しても、かかりつけに配慮する暗黙のルールが守ら

れていない時代を感じている。