2年ごと診療報酬改定されます‼️今年は6月から変更となります‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️

今年は診療報酬改定の年にあたります。保険治療でできる内容や治療費が改定されるのです。これにより医療機関受付での支払い金額が変化します。微々たるものだが、、、、、

世情を反映して2年ごとに厚労省が見直しを行う。今後の保険診療の方向性を示すものであるとも言える。

日本は国民皆保険システムがあるので、医療行為の基本は保険治療となる。

国民が一様に同じレベルの治療を安価に受診できる素晴らしい制度である。一部の一般的な治療になりつつある治療法でも保険集約されてない場合は、保険外、いわゆる私費治療になる。

インプラント、矯正、ホワイトニング、骨造成、歯茎の特殊な手術、など、、

歯科の場合、良い治療法を学べば学ぶほど、保険治療の枠組みから離脱する。

治療行為を偏差値で例えると、保険治療は偏差値50である。

誰もが自分の受けたい治療は偏差値の高い治療を受けたいですよね?

メリットを感じるなら、保険外になるわけである。

その方その方で変わってくると思っている。自分がどんな治療を受けたいのか?

メリット、デメリットを考え選択したらいい。

話は少し変わるが、保険がある日本🇯🇵のメリットはこんなにもあるのです‼️

治療費が桁一つ違うのよ‼️安い‼️

桁が違うから、、、諸外国と、、、

海外に行く前は、日本で必ず歯を治してから行きなさい⁉️は常識である。

海外赴任中の当院の患者さんから、この先どうしたらいいか?メールが来たこともある。

海外で医療が必要となった場合、日本の国民皆保険システムがいかに優秀な制度であるか、わかるだろう。

ただ、いまだに正当な評価をされていない治療項目が存在するのも事実である。

時代錯誤も甚だしい。

正当な評価がされないと、その処置をだらしなく疎かに処置する輩も、、、わからなくないが、プライドだけでそうならない様にいつも僕は抗っている。

歯科大学を卒業し‼️東京に戻るまで‼️長い戦いの終わり⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

大学5年生になると病院実習開始となる。出席番号前後で、お互いの口腔内で治療をしたりする。服装も先生達と同じ診療着になるため、さらに身が引き締まる想いであった。

6年生はほぼ国家試験対策の様相であった。私立歯学部は国家試験合格率を大変重要視している、これにより次年度の入試受験者数が変化するぐらい重要な数値であった。

僕の大学は全国的に知名度の低い新設校であったが、当時は国試合格率上位の大学であった。

今年の国試合格率も私立歯科大学の中頃をキープしている。

歯科関係者の知り合いがいなかった僕は、大学卒業後の進路はとても迷った記憶がある。いっときは大学に残り、後進の指導も考えたが、大学側のあまりにも田舎的で体育会系の指導方針に嫌気がさした。

はっきり言うと指導教員にはむかい、喧嘩をした。僕は絶対に悪くない。

何かあれば、すぐ医局で正座させられて、追加のレポート書け⁉️など酷くいびられた。一生忘れない、、、今だったら完全にパワハラだ。

東京の国立大学の全部床義歯の医局に進むべく、教授に推薦状を書いてもらった。

後からわかるが、私立と国立の違い、東京と田舎の違いは明白であった。

大学によりこんなにも違いがあるのか?と愕然とした。

3回の卒試を切り抜け、国試も乗り切った。

春から国立大学の研修医として有給で働く事となった。

ここから開業に向け、明確に意識が変化していく、学生時代以上ハードに働き始めるのである。

歯科医ですが、本日、自分の歯を抜きました‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

本日、具合が悪かった自分の歯を抜きました。

痛みがありますし、僕のメンタルが崩壊したので、今日はここまでです。

術前の診断通り、歯根が割れていました。

歯科医師としての抜歯基準‼️自分の歯が抜歯になりそうです‼️かなりショックです⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

僕は歯科医、色々な歯ブラシの方法を知っている、皆ができない治療技術も知っています。

それなのに、、、

自分の歯を抜歯しなくてはなりません。

こんな悲しい事ってあります?

僕のレントゲンです。

左下7番です。どう診断しても抜歯です。

本音と建前といいますが、ビジネスだから診断を曲げることがあってはならないと考えている。

患者さんには自分が同じ状態であるならどうしたいか?を考え、治療の提案をしています。

自分が抜歯の当事者となる。つくづく、抜歯は逃れたいと、、、、

歯科大学生になり、大学病院で治療してもらった歯である。神経の治療をした、根充もしっかりできている。女医だった。

かれこれ30年経ち、抜歯になる。歯根破折、割れている。

歯の一生を示す、サイクル。

まさにこれ‼️

ブリッジも入れ歯もできない1番奥の歯、インプラントしかない。一択。

いったい、誰が僕の処置をしてくれるのだ?

僕が見てきた、仕事ができる先生像とは❓頭の回転が早い‼️個人的な感想です⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

仕事のできる歯科医師とは、今まで大学病院、様々な地域、施設で診療してきた過去がある。同業者の中でもその軒数が上位と自負しているが、記憶に残るできるドクターの特徴は統計的に決まってくるものだ。

あくまで個人の統計であり主観だが、体型は肥満でなく標準、利き腕は右、視力は良い方が良い、出身大学に差異はない。

理由はそれぞれの項目でしっかりとあるが、今回は割愛する。

上記は遺伝的要素が多分にあるので、自分で選択できない事柄ばかりである。今の時代、こんな表記は適していないのだが、、、、親ガチャというらしい。

これからが重要な要素なのだ‼️

神経質ぐらいの性格が良いと思っている。なんとかなるさ⁉️の楽観的、場当たり的な性格の方は医療職には向いていないと思っている。友達、恋人やご主人なら、神経質だと嫌ですけどね、、、

医療には、できる全てを施し、後は天命を待つ要素がある仕事である。仕事のできる先生は処置前の準備に余念がない、予習、復讐の時間が半端なく長い特徴がある。

神経質に反復を繰り返すから、、、、あの日はたまたまだとの結論なし。

きっと処置中の起こり得る全ての可能性をイメージしているのだろう。

これが凡人ドクターとの違いである。万が一の時、処置スタートが他者と違い早いのである。

この回路の繋がりの差‼️と、いつも感じる。

結論、頭の回転の速さである。僕らはエビデンスに則り全ての処置を行なっているが、その処置レベルを常に上げる努力をし、万が一に備え、次の処置のイメージをしているか?だけである。

僕は毎日、この事をイメージして臨床に臨んでいる。

社会に出て仕事ができると評価されるは、頭の回転が早い方である。

こんな色を発見したら要注意‼️初期の虫歯です‼️まだまだドリルは早いですが、、⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

虫歯の鑑別診断についてです。

この色覚えて下さい‼️

牛乳の様な乳白色の部分です、これが初期の虫歯になります、まだ穴が空いているわけではないし、痛みも発しません。このままフッ素塗布したりすれば、ドリルで削らなくてもいいわけです。

進行すると乳白色から褐色、黒へと変わっていく。黒くなると歯自体が溶けて、穴が確認できるので歯医者行かなきゃ!となるのです。

この白濁を見つけたら必ず患者さんに指摘し、歯ブラシをより念入りにかけてもらうお願いをしています。フッ素塗布も併せて行います。

ここからが大切で、定期検診時、毎回レントゲン、肉眼初見でチェックします。

唾液には虫歯を抑制してくれる効果があるので、たくさん分泌されるのは良い事です。

唾液量が減少すると、とたんに虫歯が発生しやすくなります。シェーグレン症候群などの疾患の方などは要注意になります。

赤ちゃんみたいに、よだれダラダラだったら最高ですね。大人でそれは厳しいですが、、、、

あれにもきちんとした理由があるのです。

 

歯科大学の3年生になり、医学部崩れの生徒との差が無くなった‼️反逆だ⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

そろそろ受験シーズンも終わり、卒業シーズンに、、

1、2、年生を留年なくなんとか乗り切った僕は、3年生となり、基礎医学、専門教科がスタートした。これで、皆とは同じスタートラインに立てるとホッとしたのも束の間、人体解剖が始まる。

歯科医も献体を使用した解剖をするのである。

献体をして頂いた大切なお身体。ふざける事なく真摯に向き合った。一気に医療従事者になるのだな‼️と意識が変わった記憶がある。

解剖は試験が大変であった、範囲が広い暗記。元々文系の僕の領域。

段々と、暗記の要素が増えていった。今から思えば1、2年さえ乗り切ったら後は全て、暗記ばかりだった記憶がある。

専門教科も始まり、入学時に感じた劣等感は消えていた。サラリーマン家庭であったので、親の負担を減らそうと、奨学金を支給してもらえる成績になった。

奨学金を取ったのに、親には内緒にしていたところが、ダメなところですが、、、

勉強はしていましたが、パチンコとか、、お酒に、、、

余裕が出てきていたのかもしれません。いけるぞ‼️と、、、、やれると、、、、

この時からか、大学がお休み中でも東京に帰らなくなった。

冬は厳しかったが、春夏秋冬の北海道を満喫した時期である。

都会と違い車がないと何もできない場所、無理して1年生時に中古のシルビアを買った。

雪国なのに、1番適していないFR車、とても後悔した思い出が、、、

だが楽しかった。

次回は最終回、卒業試験、卒業後の進路、歯科医師国家試験について。

お楽しみに、、、、

 

歯科医院で治療が必要になると、何回も通院しないといけない理由‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

治療が必要になると、歯医者に何回も通院する事になる理由について。

ちゃんと理由があるのです‼️ズバリ、保険で治療する限り、厚生労働省が定めた治療の進め方に則って治療しないといけないルールだからです。

違反すると国から厳しい指導が、、、、怖っ、、、施設に管理者が呼び出しなんて事も、、、

もちろんその他の理由もあります、歯は一本単位の治療が基本である事、噛める場所を残しながら治療しなくてはならず、右側だけとかのブロック治療が基本であるから。

極論、保険を使わない私費治療なら1日で全ての治療だって、、、可能な場合も、、、、

僕らは保険治療なら保険医の規約通りに進めないといけないのです。

僕らは半官半民な業務形態であると言える。

だからお上の指示には従わないといけないのである。

より良い治療をするには、材料、技術、時間がかかる。到底、保険治療の薄利多売の業態では到達できない。歯科技術の勉強をすればする程、保険治療の枠組みから外れていく。

おかしなものだ、、、

術者の気持ちや満足度もまるで違う、私費治療は見た目もこの上なく美しい、適合度だってばっちし、全然違う、保険治療もできる限り突き詰めているが、制度上の限界がる。

僕は保険治療でも他院さんより高いレベルで診療できている自負がある。

歯医者あるあるだが、医院さんによってスタッフのレベル、保険治療の銀歯の適合具合は、ビックリするほど違いがあるものだ、、、、何軒もの場所で仕事をしていると顕著にわかります。

歯医者なら皆、知っている、感じている事だが、、、、

言えないが、、、この医院さんは、、的な、、、

僕の治療計画の基本に、この患者さんが自分自身であったら、どの治療法を選択するか?を大事にしている。

その殆どで、保険治療の選択はなくなる場合が多い。それが保険治療である。

ルールに則って、歯科は保険治療と私費治療が認めれれている珍しい科である。

治療回数が多くなるのは、僕らが安易に来院日数を増やそうとしているわけではなく、保険を使う限り仕方ない事であると理解して下さい。