2012年 9月 27日の投稿一覧

ジルコニアインプラント

午前中は暇だぞ!ラポール歯科、栗田です。

週末にチタンアレルギーの患者さんへインプラントの処置をします。

今やチタンまでもアレルギーが出てくるとは、、、、生体親和性は、、、メタルフリーの治療を

真剣に考えなくてはならない。

厚生労働省は金属アレルギーに関してどう考えているのかな?保険診療ではメタルを使用

した治療が殆どである。その保険治療で、アレルギーを惹起する事はないのかな?

先生によっては、保険医でありながらその事の重大さを感じ、メタルフリーの診療を実践している

方もいる。ただし、保険ではできないので自費扱いとなり高額になる。

殆どの患者さんは、勿論のこと保険診療を希望される。

すると、転院を余儀なくされる。患者さんは、うちでその治療は保険ではできない!と言われたと

言う。医療人として信念に基づき正しい事を行ったとしたら、保険制度は相反する制度になりかね

ない。保険では限られた治療しかできない事は事実である。

僕らは、安価でいつでも治療を受けられる国の制度は素晴らしいものであることを

もっと啓蒙普及する必要性がある。それと共に、全て保険治療でカバーできるという

錯覚もとり除いていかなければならない。

話がそれたが、ジルコニアインプラントは個人輸入した。患者さんには国内未承認で

ある事など、全て説明はしてあります。

患者さん自身から資料が提示されたからよかったが、全て保険診療希望であったら、今回

の治療はできない。提示なく保険診療していたら、治療でまた新たな疾患を作り出した事に

なる。メタルの治療で(保険診療)、不幸な患者さんを増やしていないか?

制度をたてに僕らは目をつぶるしかないのだろうか?

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義歯の色々

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秋だ!秋だ!ラポール歯科クリニック、栗田です。

今日は画像からスタートしてみました。義歯です。内面を作成段階より軟性レジンを敷いています。

保険診療では残念ながらできませんが、患者さんには比較的好評です。

咬合調整さえしっかりすれば、義歯のあたりも少なく来院回数も少なくなります。

軟性部分がクッションの役割を果たします。

軟性剤の耐久性が課題ですが、また敷き直す事ももちろん可能です。

現在、様々な材料が開発され義歯のバリエーションが増えました。それぞれに利点、欠点

がありますので、説明を受け自身にあった義歯のタイプを見つけてください。