2012年 5月 31日の投稿一覧

上に立つ者として

今晩は、ラポール歯科クリニック、栗田です。

小さいながら歯科医院などをやっていると、もちろん一人でできる訳はなく、アルバイトさん

だったり、常勤の社員さんを雇う事になります。

立場上、僕より上はいなく、皆僕の部下となります。

では、上に立つ者として備えていなくてはならない素養とは何でしょう?

人間的に豊かであること、相手のレベルまで合わせて考えてあげられる、ありがたい

と思ったことは必ず声に出し伝える、楽しく働ける雰囲気を作る、異性の体調を把握し

心配してあげる、叱る時は愛をもって全力で、仕事中の指示がどうしてもキツイ言葉と

なりやすいのでフォローする。などなど、、、、、、、、、

仕事だけでも大変なのに、こんなに気を使っている。給料払ってんだから、言ったとおりにしろ!

言わなくてもわかるだろー!いちいち言わすな!考えて動け!解るけど違うと思う。

実際の現場は動いている。事件は現場で起こっているのだ。

雰囲気の良い診療所は上に立つ者が気を使って現場をコントロールしているのだ。

それはそれは、仕事だけに専念できたら言う事ないのですが、そこまでの環境に育てるまで

やはり、必要なんです。

自分の当たり前は相手には通じない事もあり、頼んだ事の半分できたら誉めてあげます。

長い年月で学んだこと。

上に立つ者として尊敬に値しない行動や発言は絶対にしません。

失うのは一瞬だから。

歯科医を指導する事

異常気象です?ラポール歯科クリニック、栗田です。

先日、インプラントの経験の少ない先生の助手を務めた。自分の医院の休診日を使い、

勤務医として働いている診療所での話。スカイツリーで話題の曳舟だ。

昨今のインプラント報道の影響があるにせよ、今、インプラントは欠損補綴の選択肢の

中で確固たる地位を築いている事は間違いないです。

ただし、メーカー主導で事が運ぶため、正常な人間性や技術が全ての術者に備わっているのか?

甚だ疑問に感じる。

実際、メーカーのセミナーには縫合のできない歯科医や、人間としての所作を疑う方に

よく出会った。

この現状が解決しない限り、インプラントトラブルはなくならないだろう。

これだけでも、歯科医のレベルに差がある事がわかると思います。

最低でも20症例以上は経験のある先生の助手を務めて、目を慣らすことと、アシスタント

に的確な指示を出せる事を目的とする。アシスタントをすると本当に色んなことが見えてきて

勉強になるのだ。

その次に比較的容易な症例を選び、経験のある先生に助手でついてもらい、オペをする。

必ずレポートを書き、復習する事。

何でもそうだが、背に汗かいて経験しないと技術は習得できない。

また技術だけではダメ、学術的な裏付けもきちんと頭に入れる。

そんな簡単にできると思っていたら困る。なめるな!!!!!インプラント。