2012年 4月 14日の投稿一覧

チタンアレルギー

難しい抜歯をしました、腫れが最小限ならいいな、ラポール歯科クリニック、栗田です。

様々なアレルギー全盛の時代です。小さなお子さんでも何らかのアレルギーあるはず。

僕自身、三十を超えて喘息発症、花粉症発症、なんなの!今更!と怒り心頭です。

最近、インプラントに使われる材料(チタン)にアレルギーを示す患者さんが増えている

ようです。

元々、チタンは生体親和性に極めて優れ、アレルギーなど心配不要と考えていました。

患者さんは、歯科金属にアレルギーの疑いを感じ、大学病院の専門外来でアレルギー

テストをし、チタンにも反応ありとの事。

検査結果を僕自身みましたが、唖然としました。

希望は、インプラントによる補綴希望。さー困ったぞ。   可能性を探る、探る、探る、

ジルコニアインプラントに行きつく。信頼できるメーカー一社のみ。スイス。

日本の薬事、まだ未承認。アメリカ、ヨーロッパOK.

患者さんに全てお話しした。

チタンを使ったインプラントなら、それなりの数をこなしてきた自信がある。ただし、

今回のケースは、今後も同じ状態の患者さんにお会いするかわからないぐらいの

ケース。初めてのケース、使用するのも初めてと、正直に告げた。

それでも患者さんは前向きにやりたいとの事。

その想いに報いるためにも、最大限の予習をしたいと思う。忙しくなりそうだ。

こんな雨なのに、、、、

ひと雨ごとに暖かくなります、ラポール歯科クリニック、栗田です。

こんなお天気なのに、患者さんが予約通り来て頂いてます。本当に当院の

患者さんは、みな真面目で健康意識が高い方ばかりです。

地域性も多いにあるのかもしれませんが、その様な健康意識が高い方ばかりで、

僕自身もよりいっそう、治療に熱が入るものです。

何度も歯磨き指導をしても、何を食べたかわかってしまう方や、

食事の食べカスを掃除するのが仕事だろ!と言わんばかりの方もおります。

その方々には、毎回、指導の至らなさを痛感すると共に、さみしい気持ちになります。

全ての治療の中で一番難しい治療は、歯磨き指導だと僕は思っています。

歯磨きの必要性をお伝えする事、患者さんのライフスタイル、年齢、仕事、立場、などなど、

様々な要素を感じ取り、その方にすんなり取り入れてもらい、遂行してもらう事の難しさ!

こんなスキルを要求される治療はありません。

歯磨き指導には、指導する側の人間性がありありと浮き彫りになります。

指導する側は感受性豊かで、相当な洞察力も必要です。マニュアル通りではダメ。

歯磨き指導は一通りの指導ではなく、患者さんの数だけ指導法があるのです。

歯磨き指導を聞いていたら、医院レベルも分かると思っています。

病だけ診ているのではなく、病と共にその人を診るのが重要ではないかと、、、