2012年 3月 29日の投稿一覧

国試合格祝い

本日二本目、書きたい衝動バリバリ、ラポール歯科クリニック、栗田です。

昨日歯科衛生士の国家試験の発表があり、アルバイトでお手伝いしくれていた

Iちゃんが合格しました。

診療中に電話を受け、”てんてーうかりましたーーーーー”

”そうか、本当によかったね、おめでとう。”

出会って一年あまり、技術的な事は殆ど指導しなかった。なぜなら、この年代の

医療従事者にはまず医療というものの理解、対人とのコミュニケーションスキルを

徹底的に学んで欲しいと思っていたからだ。

二十歳そこそこのお嬢さんは、しばしばどこかの歯科医院での即戦力として、重宝

され、テクニックばかり叩き込まれ、肝心な人間形成がおろそかになっている場合

がほとんどである、歯科医院の現状を考えると個人の医院が殆どである為、その方

の人間教育まで及ばないのであろう。

この繰り返しが、歯科界には慢性的に広がっている。

その方々が流動的に歯科界をさまよっているのである。

治療も対応もしっかりしている医院には、必ず在職期間の長いスタッフがいる。

これも信頼できる歯科医を選ぶ選択基準のひとつでもあると僕は考えている。

緩急を使い分ける(技巧派)

春に近付いています、旅立ち、新しいスタートの時期です、ラポール歯科クリニック

栗田でございます。

野球の剛腕投手が選手生活の晩年、変化球主体の技巧派に変化する事はよくあります。

肉体的な衰え、怪我の防止などで、タイプを変え勝負する。

僕も近年、歯科治療に携わり変化がおこっている気がします。

特にスタッフへの接し方には顕著に表れている。以前なら瞬間湯沸かし器のごとく

激高し、叱りつけたものですが、最近はその方のもっと先をにらみ視野がより広がった

違う事は違うと告げてあげるのが最大の愛情だと思っていた。

最近は、その方がどうしてそうなったか?を詮索し様々な角度からアプローチしている。

ただ若い頃の速球の魅力が残像となり、時々顔を出す。

今後も様々なバッターと対峙する事となるが、以前のような球は投げられない、

変化球多投で、名勝負をしていきたい。

きっとそのプレーにより患者さんが喜んだり、感動して頂けたら幸いです。