こんな色を発見したら要注意‼️初期の虫歯です‼️まだまだドリルは早いですが、、⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

虫歯の鑑別診断についてです。

この色覚えて下さい‼️

牛乳の様な乳白色の部分です、これが初期の虫歯になります、まだ穴が空いているわけではないし、痛みも発しません。このままフッ素塗布したりすれば、ドリルで削らなくてもいいわけです。

進行すると乳白色から褐色、黒へと変わっていく。黒くなると歯自体が溶けて、穴が確認できるので歯医者行かなきゃ!となるのです。

この白濁を見つけたら必ず患者さんに指摘し、歯ブラシをより念入りにかけてもらうお願いをしています。フッ素塗布も併せて行います。

ここからが大切で、定期検診時、毎回レントゲン、肉眼初見でチェックします。

唾液には虫歯を抑制してくれる効果があるので、たくさん分泌されるのは良い事です。

唾液量が減少すると、とたんに虫歯が発生しやすくなります。シェーグレン症候群などの疾患の方などは要注意になります。

赤ちゃんみたいに、よだれダラダラだったら最高ですね。大人でそれは厳しいですが、、、、

あれにもきちんとした理由があるのです。

 

歯科大学の3年生になり、医学部崩れの生徒との差が無くなった‼️反逆だ⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

そろそろ受験シーズンも終わり、卒業シーズンに、、

1、2、年生を留年なくなんとか乗り切った僕は、3年生となり、基礎医学、専門教科がスタートした。これで、皆とは同じスタートラインに立てるとホッとしたのも束の間、人体解剖が始まる。

歯科医も献体を使用した解剖をするのである。

献体をして頂いた大切なお身体。ふざける事なく真摯に向き合った。一気に医療従事者になるのだな‼️と意識が変わった記憶がある。

解剖は試験が大変であった、範囲が広い暗記。元々文系の僕の領域。

段々と、暗記の要素が増えていった。今から思えば1、2年さえ乗り切ったら後は全て、暗記ばかりだった記憶がある。

専門教科も始まり、入学時に感じた劣等感は消えていた。サラリーマン家庭であったので、親の負担を減らそうと、奨学金を支給してもらえる成績になった。

奨学金を取ったのに、親には内緒にしていたところが、ダメなところですが、、、

勉強はしていましたが、パチンコとか、、お酒に、、、

余裕が出てきていたのかもしれません。いけるぞ‼️と、、、、やれると、、、、

この時からか、大学がお休み中でも東京に帰らなくなった。

冬は厳しかったが、春夏秋冬の北海道を満喫した時期である。

都会と違い車がないと何もできない場所、無理して1年生時に中古のシルビアを買った。

雪国なのに、1番適していないFR車、とても後悔した思い出が、、、

だが楽しかった。

次回は最終回、卒業試験、卒業後の進路、歯科医師国家試験について。

お楽しみに、、、、

 

歯科医院で治療が必要になると、何回も通院しないといけない理由‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

治療が必要になると、歯医者に何回も通院する事になる理由について。

ちゃんと理由があるのです‼️ズバリ、保険で治療する限り、厚生労働省が定めた治療の進め方に則って治療しないといけないルールだからです。

違反すると国から厳しい指導が、、、、怖っ、、、施設に管理者が呼び出しなんて事も、、、

もちろんその他の理由もあります、歯は一本単位の治療が基本である事、噛める場所を残しながら治療しなくてはならず、右側だけとかのブロック治療が基本であるから。

極論、保険を使わない私費治療なら1日で全ての治療だって、、、可能な場合も、、、、

僕らは保険治療なら保険医の規約通りに進めないといけないのです。

僕らは半官半民な業務形態であると言える。

だからお上の指示には従わないといけないのである。

より良い治療をするには、材料、技術、時間がかかる。到底、保険治療の薄利多売の業態では到達できない。歯科技術の勉強をすればする程、保険治療の枠組みから外れていく。

おかしなものだ、、、

術者の気持ちや満足度もまるで違う、私費治療は見た目もこの上なく美しい、適合度だってばっちし、全然違う、保険治療もできる限り突き詰めているが、制度上の限界がる。

僕は保険治療でも他院さんより高いレベルで診療できている自負がある。

歯医者あるあるだが、医院さんによってスタッフのレベル、保険治療の銀歯の適合具合は、ビックリするほど違いがあるものだ、、、、何軒もの場所で仕事をしていると顕著にわかります。

歯医者なら皆、知っている、感じている事だが、、、、

言えないが、、、この医院さんは、、的な、、、

僕の治療計画の基本に、この患者さんが自分自身であったら、どの治療法を選択するか?を大事にしている。

その殆どで、保険治療の選択はなくなる場合が多い。それが保険治療である。

ルールに則って、歯科は保険治療と私費治療が認めれれている珍しい科である。

治療回数が多くなるのは、僕らが安易に来院日数を増やそうとしているわけではなく、保険を使う限り仕方ない事であると理解して下さい。

経験の少ない歯科医師、ベテランの違い‼️簡単なポイントでわかりますよ‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は歯科治療を受けて判る、先生の治療熟練度についてです。

ズバリ!先生のお口の中の触り方でわかります。総じて熟練度が高く、治療が上手な先生は患者さんのお口の中をとても優しく労わりながらタッチします。歯科医になりたて、経験の少ない先生、ズボラな方は治療行為で頭が一杯、自分の視野確保で、ガッとミラーでお口の中を引っ張ります。

若い先生の治療を見学すると、アー⁉️ほっぺ痛そう、患者さん辛そう、、、、と、、、、

クリーニングを行う歯科衛生士でも同じ事が言えます。

他院で仕事をしていると、今回掃除してくれた衛生士さんが雑と感じたので違う方で!と受付から伝言の手紙。僕の医院ではないので、教育まで担当できない、僕はこの医院に歯科技術を還元しに来ているのだから、、、、

衛生士も歯科医師もピンキリである。

術者の性格の違いもあるのですが、患者さんを治療している時は、丁寧に優しくタッチを意識しているかで違いがでる。

どれだけ気を使えるかだ‼️

どんな仕事でも同じです。

患者さんには確実に伝わります‼️マンネリ化してませんか?毎日、気持ち新たに歯科治療に臨んでいますか?

その医院さん勤務の時は、朝のミーティングで、今日も一日丁寧に!と必ず伝えてから診療に入る。こんな当たり前の事話すの、僕の仕事か?と毎回思う。

ごうに入れば郷に従えか?

このように歯科医院にもレベルがあるのだ、、、、

何軒もの歯科医院で勤務していると、同じ東京でも全然レベルが異なる、しっかり診療している院長の元には、しっかりしたスタッフが自然に揃うと言う事。

いつもお伝えしていますが、スタッフの質が保たれている診療所は良い治療をするのだ、、、

そんなものである。

 

 

レントゲン写真を撮る事の大切さ‼️診断の根拠になるモノです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日はレントゲン検査についてです。

大学卒業後に放射線科に進む者がいたら、なんでそんな科に進むのか?理解に苦しみましたが、臨床に従事するうち、歯科治療により有益なものである事が分かってきた。

理解不足も甚だしい若造歯科医であった僕。

学校検診と歯科医院での検診の精度が異なるように、レントゲン撮影しないと確定診断に至らない。正直、疾患にはパターンがあるので、撮影しなくとも問診だけである程度の診断には近づけるが、、、確定診断までは、、、、無理、、

若い先生の治療を見ていると、確証に則った確定診断をしていないケースが多く見受けられる。何故レントゲンを撮らないのだろう?と、、

何を根拠にこの診断をつけたのだろう?

凄く危険な事であると感じている。

僕らは様々な検査結果に基づいて最終診断を下す。

パターンだけで判断していると、何百回に一回、誤診するよ、、、、

誤診後も、患者さんに何となくバレなくて、事なきを得るのだろうな、、、、

自分の診療所以外で勤務していると、何人ものとんでもないドクターを見てきたが、そのうち必ずトラブルになるだろう。

せっかく歯科大を出たのに、卒後の勉強、経験不足。

しっかりやろう⁉️歯科治療‼️

総入れ歯について‼️まずは慣れる事、噛み合わせの調整が重要です‼️

桜新町駅の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

総入れ歯は数は少ないですが、需要のある治療法です。

部分入れ歯もそうですが、患者さんは新しい義歯を作ればすぐにバリバリ噛めるものと錯覚している傾向があります。残念ですが違います、噛めるには歯科医院での調整が重要です。

総義歯に限った事ですが、前歯で噛めば総義歯は外れるようにできているのです。かなりの顎堤でない限り、、、、、、

知らないでしょ?皆さん、、、僕らは上顎総義歯を外す時は前歯部分を持って外すのですから、、、

上顎総義歯は左右の4〜7で噛むものなんです。前噛みは義歯を外す方向に誘います。

総義歯は噛み方さえも変えないといけない装置なんです。まずは慣れることからスタートです⁉️と必ず、制作前に伝えている。

歯医者あるあるですが、新しい義歯を作って次の調整時の患者さん、大抵俯きかげん、あたりがあり痛みを、、、、、

完成の一つ前の状態。赤いのはワックス。柔らかいのこの段階は、、、

義歯の調整は匠の世界、経験がモノを言う部分が多いです。

若い先生は経験値の問題で、義歯の調整を苦手とする傾向がある。

地方になればなるほど、入れ歯の需要は増えてくる。若いうちに数を診て経験値を養うべきと考える。

歯科大学生のカリキュラムについて、、‼️想像以上に大変⁉️!

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

受験シーズン第二弾、昔話。

一浪で私立歯科大学に入学する事にした僕は、誰も知り合いがいない北海道に住む事になった。場所は札幌から汽車で50分程の農村地帯の町、契約時、道の端々に残雪、やっていけるか?一瞬で凍りついた。

5万円ほどのアパートだった記憶、この町の一駅先に大学がある。北海道以外からの学生はどこかで一人暮らしになるが、娯楽が何もないこの町、最初から札幌市内に住む人が多かった、、、、

ボーイスカウトに入っていた影響か?家事全般、何でもできた。生活に関しては全く問題になる事はなかった。

問題は学生の本分である勉学であった。

医学部崩れの同級生は、入学段階で僕とは明らかにポテンシャルが違っていた。1、2年は基礎教科ばかり、その方々は余裕があった。出席日数ギリギリ、高校卒業の僕とは訳が違った。

大学生になったのに、高校の参考書を買って勉強した。

普通の歯科大生は1、2年は楽だったと語るが、僕には地獄であった。精神的にも追い詰められ、ノイローゼになった。

医療系の大学はビックリするほど留年するが、サラリーマン家庭の僕、そんな余裕はなかった。

スタートラインが同じ、臨床系の学問が早く始まれ⁉️といつも考えていた。

3年生から、僕の逆襲が始まる。

日本の少子化がさらに加速する背景について‼️様々な要因が⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

国の発表で少子化がさらに加速している現状が分かりました。国は危機感を持っている様です。難しい問題ですが、僕の私見を少々、書いてみようかと、、

若い世代の恋愛観、結婚観の意識変化があげられる。僕の部下は女性しかいない特殊な環境下なのでよくわかる。僕の時代の考え方とは明らかに差異がある。

次に育児に対する経済的な負担が大きい事。物価高、成人するまで子供1人にかかる教育費も馬鹿にならない。僕は私立歯学部卒であるが、息子に同じ選択を望まれても叶えてあげれない可能性は大いにある。

恥ずかしながら、、、、、今や歯科医のご子息は歯医者にならないのが一般的⁉️

最後は育児や家事、賃金に関してまだまだ性差がある現状です。

何故?国が危機感を持つのか?日本の未来に深刻な影響を及ぼすから、、、

国内市場は縮小、働き手が減る、社会保障の持続可能性に不安があり、消費に積極的になれなくなる。そりゃそうだよ、、不安だよ、、、

歯科医院に落とし込んでいくと、、、、労働人口の確保が難しくなり、ワンオペ、診療行為自体が行えなくなり、閉院へ、、、

実際に今でも起こってきています‼️歯科界、これが顕著に、、、

怖っ。

歯科医院でも、より良い診療を確立したいなら、キーワードは人です。

継続して人を大事に扱う事。

人なんか?変わりはいくらでもいる!なんて考えている経営者は必ずバチが当たるはずです。

あなたの周りにコロコロとスタッフが変わる医院、お店、はありませんか?トップに問題がある証拠ですぞ。

労働者はよく見ています。労働者から選ばれる医院こそが、良い歯科医院です。

絶対⁉️